主に蝶の写真を中心にアップします。

naoggio写真日記

数年前、蝶のいない冬の間の楽しみにと、子供の頃よく作った戦車模型に凝っていた時期がありました。
戦車は兵器、つまり破壊と殺戮の道具なので、そのようなものの模型を作って楽しむという事への後ろめたさを感じつつも、主に第二次大戦の時に使われた異形の装甲車両達の模型を作りながら、兵器の開発と運用の背後に浮かび上がる歴史を再確認してゆく作業は色々な意味でとても勉強になったと思っています。
私は手先はそう器用な方ではありません。ですから模型の出来映えの方はプロやハイアマチュアの方々から見たらとても程度の低いものでしかないですし、ほとんどの作品は「素組み」と言って改造を加えずキットをそのまま組み立てたものです。
でもせっかく作ったものですし、お気に入りのドイツ戦車を古い方から並べて行くと僅か10年足らずの間にどれだけ兵器が進化したかという事がわかって興味深いと思いますので敢えてブログで紹介させて頂く事にしました。
細かい説明は一切しない事にしたいと思います。
写真と簡単な解説から、戦車という兵器を通して見た第二次世界大戦のほんの一部を、少しでも感じて頂けたら幸いです。

第1回目はドイツの1号戦車です。
ヴェルサイユ条約で戦車の開発を禁止されていたドイツが「トラクター」の名目で開発したAFV(アーマード・ファイティング・ヴィークルの略)です。1934年には生産が始まっていましたが「Sd.Kfz.101」という正式な特殊車両番号が与えられたのは、ドイツが再軍備宣言した後の1936年4月のことでした。
同年6月までに800輛余りが生産されたそうです。
戦車と言っても7.92mm機関銃を2丁備えただけの2人乗りの小さなもので、装甲も薄く、その脆弱さは一目瞭然。
実際スペイン内戦に100輛が送られ散々な目にあったそうです。
写真は1940年以降の北アフリカ戦線をイメージして作ったダイオラマです。
当時ドイツの軍用車量は全てがジャーマングレーという濃い灰色に塗られていましたが、それでは砂漠で目立って仕方ないので、砲塔の番号のところだけ残してサンドイエローに上塗りされています。
1号戦車は装甲車両不足のドイツ軍の前線に送られましたがもはや時代遅れの代物。既に完成していた2号戦車や3号戦車への繋ぎ役として任に当たったようですが、小口径の砲でも簡単に破壊されてしまうこの戦車。戦車兵にとってはまさに走る棺桶に思えた事でしょう。

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ダイオラマのスケール感がわかりにくいと思いますのでキーボードの前に置いてみました。キットはS=1/35です。


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