主に蝶の写真を中心にアップします。

naoggio写真日記

          20分くらいでアオザイショーが終わったので水上人形劇を見に行く前に県庁内部を見学した。後で知っ
          たことなのだがこの日は特別な公開日だったようだ。普段見られない旧貴賓室や知事室も公開されていた
          のだが、公開されているのを知らなかったので知事室は見損なってしまった。

          撮影は全て
          <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>

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          アオザイショーやベトナム関連の映画、ベトナムのアイドルユニットのライブなどが行われた大会議室。
          ボランティアの方が色々と解説して下さった。この神奈川県庁本庁舎は慶応3年(1867)に竣工した
          初代から数えて4代目にあたり、昭和3年(1928)の竣工。コンペで当選した小尾嘉郎
          (おびかろう)のプランをもとに神奈川県内務部(成富又三)により設計された。氷川丸や日本丸より2歳
          年上ということになる。
          コンペの規定は「港外の船舶から容易に認識可能のこと」の一文だけだったようだが、当時多かった外国
          人に対する和風のアピールから、洋風建築に和風の塔を乗せた「帝冠様式」をとった小尾の案が採用され
          たようである。
          1930年頃からはこの様式が流行し、名古屋市庁舎、愛知県庁舎、静岡県庁舎、九段の軍人会館など多
          くの作例を見ることができる。しかしこのような日本、東洋趣味を基調とした建築をよしとする風潮に対
          して前川國男ら気鋭の建築家が異を唱え、大御所の伊東忠太らと対立した時期もあったようだ。
          さらに戦後帝冠様式を帝国ファシズムと関連させて国粋主義的表現と捉える向きもあるが、実際には軍部
          は建築に関してはほとんど知識及ばず、建築様式について統制を行なったことはほとんどなかったようで
          ある。
          
          

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          インテリアにもふんだんに和の要素が取り込まれている。仏間のような織り上げの格子天井にシャンデリ
          ア、そしてバルコニーの顎にはアール・デコ調のモールが回され、見ていると目が回りそうになる。



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         大会議室2階からの眺め。



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         2階の梁や肘木の形状もかなり凝っていて、雲形や唐草の意匠が見られる。



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         カーテンボックス



         17em1P9170974.jpg
         柱の基部は最下部が黒大理石張りでその上を腰板で巻いてある。



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         大会議室を出たところにあるエレベーターのドア。このエレベーターは現在使われていないようで南京錠が
         掛けられていた。



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         泣かせるエレベーターのスイッチ。



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         階段室



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         手摺を外側から支えている無骨なデザインのアーム。



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         廊下を回って行くと途中に動いているエレベーターがあった。



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         上部の欄間のデザインが可愛らしかった。



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         ラストはモノクロで。とある階段室。











國靍画とあるので調べてみたがわからなかった。
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  1. 横浜風景
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         3連休の初日、天気は悪かったが早朝港に散歩に出掛けた。シルクセンター横に車を停めてあたりをうろつ
         いてみる。

         
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         早朝はジョギングに出ている人が多い。とにかく多い。
         昔はスポーツを専門にやっている人が走っているくらいで、港でジョギングしてる人なんていなかった。だ
         から港は港だったのだが、今はきれいに整備されてまるで公園だ。そう、名前も「象の鼻パーク」だし。



         170916gfxDSCF6603.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         いつもの「BLUE BLUE」の建物。さすがに飽きてしまって写欲ほとんどゼロ。



 17em1P9160171.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         望遠で気分を変える。360mm換算で赤レンガ倉庫を撮ったりしてみる。


         
 170916gfx_tDSCF6611.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         昔の貨物の引込み線の下をくぐって海岸通り側に出ると何やら奇妙なものがあった。何だろう?


         
         17em1P9160184.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO>
         表に回ってみると派手な垂れ幕には玄武や龍があしらわれている。手前はプールになっているが何か中国関
         連の催しだろうか?



 170916gfxDSCF6619.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         垂れ幕のアップ。ちゃんとした刺繍が施されているように見える。
         イベント屋さんだろうか、プールの前にベンチを並べ始めたので聞いて見たら「ベトナムの水上人形劇」だ
         とか。



 170916gfxDSCF6616.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         確かにプールの奥に人形が見えている。



 17em1P9160213.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         裏手に回ってみたら間近で人形を見ることができた。なんだかとても可愛らしい。


         
 17em1P9160208.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         素朴で外連味のない表情をしている。



 170916gfxDSCF6697.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         1番奥の人形、ちょっと毛色が違ってお気に入り。



         170916gfxDSCF6640.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         右下には褌姿の人形も見える。



17em1P9160217.jpg
        <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
        舞台の裏で夢中になって写真を撮っていたら男の人がやってきて私の隣で写真を撮り始めた。話しかけてみた
        らこの企画の関係者だそうで、私が「これ面白いですねえ」と言うと「本当ですね、舞台裏を覗けるチャンス
        なんて滅多にないですものね」とおっしゃっていた。
        なるほどと思っていわゆる舞台裏的な部分も撮影。
        人形は単体のものが多いがこちらを向いていた女性の人形は6体がシンクロして動く構造になっている。ベー
        ス板にはキャスターがついているので水底を転がして移動させるのだろう。またワイヤーの巻きつけられたロ
        ーラー上に2体ずつが固定されているので、これを回転させれば2列縦隊と1列横隊も選択できる訳だ。



 170916gfxDSCF6677.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         ふと気付くとプールの向こうでは最初にベトナムの人形劇だと教えてくれた設営作業の女性が頑張って働い
         ているのが見えた。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         再び表に戻ってみると作業もだいぶ進んでいた。



 170916gfxDSCF6703.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         設営完了 ! さて、ベトナムの水上人形劇とはいったいどのようなものなのだろう?



         170916gfxDSCF6706.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         車に戻りながら写真を撮った。これは「スカンディア」などが入っているビルの裏手。



         170916gfxDSCF6712.jpg
         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>



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         <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
         日本大通りと海岸通りのぶつかったところにランタナが咲いていた。これにイチモンジセセリでも来てくれ
         たら県庁バックで撮れるのに。文章で説明するのは難しいのだが、ランタナはガードレールの外側に張り出
         す形で咲いている。ガードレールの内側は他の植物がみっしり茂っていてランタナはほとんど見えない。わ
         ずかに横に飛び出して見えている唯一の花が上の写真。
         たくさん咲いているところには数頭のイチモンジセセリが見えたのでしばらく待ってみたがこの花にやって
         くることはなかった。
         道路に張り出して咲いている方へ出て行って撮影するかとも思ったが大型がぎりぎりに通ったりしたらさす
         がに危険なので諦めることにした。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         県庁バックは無理な位置のランタナにモンシロチョウがやってきた。こんなに黄色いのは初めて見たように
         思う。






  1. 横浜風景
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         昨日の続き。        
         前回野毛にあった2軒のジャズ喫茶の名前を挙げたが、昭和8年創業の名店「ちぐさ」の方は私がよくお邪
         魔していた当時(昭和48〜54年頃)創業者の吉田衛氏はまだお元気で、度々リクエストをお願いした。
         1度間違えて曲名でリクエスト(リクエストはアルバム名でするのがが原則)して怒られた思い出もある。
         そんな懐かしい野毛の町であるが結婚後はほとんど訪れることもなくなった。母親がお気に入りだったせい
         もあって「洋食キムラ」にはたまに出掛けたが、それも近頃では滅多に行かなくなった。

         しかし1994年に吉田氏が他界され、2007年に営業を終えていた「ちぐさ」が近年復活したと家内か
         ら聞いていたのを思い出し、もしかしたら見つかるかなと思いながら異常なほどの蒸し暑さの中、野毛の町
         ををぶらぶらした。スマホで検索すればすぐに場所がわかるだろうが、この日はそんな無粋なことをする気
         分にはならなかった(本当は暑くてスマホを取り出すのさえ億劫だっただけ)。

         17em1P9070162.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         センターグリル本店前でメニューを見ながら逡巡?



         17em1P9070166.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         センターグリル本店。



 170907gfxDSCF6465.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         「 COOK PACK ツルオカ」はステーキハウス。スペアリブスも自慢。



         170907gfxDSCF6466.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         「 COOK PACK ツルオカ」の看板。



         170907gfxDSCF6467.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         なんだか変わったお店があるなと思ってまず写真を撮って、それから改めて見て初めて気がついた。
         おおお〜っ ! 「ちぐさ」ではないか ! こんなところに移転していたとは。



         17em1_trP9070184.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 一部画像加工あり>
         正面看板の隣に燦然と輝く親父さんの横顔 ! ・・・ウ〜ム、懐かしい !



 170907gfxDSCF6468.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         



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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         新ちぐさのある仲通りの様子。




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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO トリミング>
         表通りに面した地下鉄入り口付近にて。





  1. 横浜風景
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         一昨日の続き。伊勢山皇大神宮から丘を下りてきて、野毛町を歩いてみた。野毛の歴史や風俗はたいへん興
         味深いものであるが、長くなるのでそれについては触れないでおく。
         大道芸や500店舗もの種々雑多な飲食店の集まる場所として有名な野毛だが、私が若い頃は今ほど多様な
         食文化はなかった。この町に行くのはジャズ喫茶かハンバーグで有名な「洋食キムラ」、あとはたまに焼き
         鳥屋などで飲み直しする時と相場が決まっていた。
         ジャズ喫茶は「ちぐさ」と「ダウンビート」の二軒があってどちらにも顔を出したが、駅から近いダウンビ
         ートの方が頻繁に行っていたかもしれない。
         最近は色々な店が出店していて面白そうだが果たしてどんなになっているのだろう。

 170907gfxDSCF6434.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         野毛では目ぼしい通りにはだいたい名前がつけられている。ここは「柳通り」。所々に柳が植えられている
         他、木製のゲート(正式名称は不明)には大きな提灯がぶら下がっていて「柳通」と書かれている。



         17em1_tP9070136.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         柳通りの1本筋違いにある「中央通り」。




         170907gfxDSCF6435.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         撮影中は気づいていなかったのだが腕時計のベルトが入れてあるケースがなんだか良さげ。もう1度見に行
         ってみたい。



         17em1_tP9070139.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         1階がバーで2階はサーカス用品店?サーカス用品店なんて初めて見た。



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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         「野毛小路」。ここも色々な店がある。飲み屋に混じって右側には床屋もあるし、床屋の先はジャズと演歌
         の店だと書いてある。




         17em1_tpP9070147.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         ジャズライヴハウスのようだ。アンティークのドアがはめられていると思ったら何やら解説文が。



         17em1_tpP9070151.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         なんと、驚き。ホント?という言葉が思わず口をついて出た。
         ベニー・グッドマンは貧しいユダヤ移民の子として生まれている。この扉はどう見てもそう上等なものでは
         なさそうだから彼の実家にあったものなのだろうか?



         170907gfxDSCF6438.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         そのお隣はポールダンスが売りらしい「野毛キャバレー」というお店。さらに2階にはオルゴール博物館な
         どがあるが、どこから入ったらどのお店に行けるのかよくわからない。



         17em1P9070150.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         「野毛キャバレー」の立て看板。私はポールダンスを見たことがないが、相当アクロバティックなもの。事
         故が起こらないのか心配になってしまう。



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         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         野毛を外れて「洋食キムラ」まで来てしまった。以前は野毛の真っ只中にあったが今は移転して都橋のたも
         とにある。河童のマークが可愛らしい。



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         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         ケチャップナポリタン発祥の店と言われるアメリカンスタイル洋食店「センターグリル」のロゴマーク。こ
         のお店はもう60年も営業している。


  
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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         野毛でも最古の部類のお店「旧バラ荘」。昭和24年の開店当時は喫茶店でその後オーシャンバー。現在は
         ライブバーだと思うのだがよくわからない。



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         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



         170907gfxDSCF6451.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



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         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



         170907gfxDSCF6458.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



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         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>
         なんともこの街に相応しい。






  1. 横浜風景
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         昨日の続き。
         成田山横浜別院を過ぎて再び路地を通り抜けてゆくとさらに高いところに「伊勢山皇大神宮」が鎮座する。
         神社のホームページを見ると神奈川県の宗社、横浜の総鎮守と書いてあるが、明治3年に国費で建てられた
         神社である。
         この時代の横浜には海外文化の波が押し寄せ、それが急速に普及し始めていた。これに対して日本人の精神
         的な支え、アイデンティティー確認の場が必要と考えた当時の県知事井関盛艮が、政府に伊勢神宮の遥拝所
         として天照大神を祀る社格と規模を備えた神社の建設を進言し受理されて神社の造営が決定した。そして元
         々戸部村海岸にあった神明社を遷座、整備したのが始まりである。
         遷座同年に行われた遷座祭は相当派手に行われたそうで、6万両(現代なら数十億くらいか)の経費をかけ
         たといわれる。
         

 
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>



 17em1P9070133.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>



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         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



 170907gfxDSCF6426.jpg
         <FUJIFILM GFX 50S / SMC TAKUMAR 6×7 105mm f2.4>



 981167021013_img025.jpg
         <PENTAX 67/SMC TAKUMAR 200mm F4>
         これは1998年11月、娘の七五三の祝いに伊勢山皇大神宮に行った時に撮影した写真。
         市民に人気の伊勢山皇大神宮であるから当日はたくさんの親子が詰めかける。それで10組ずつくらいが社
         殿の前に並ばされて御祈祷を受けるわけだが、祈祷前のおはらいはどうやってやるのかと思って見ていたら
         大麻(おおぬさ)を持った宮司さんがそれを小刻みに震わせながら並んだ子供達の端から端までを走ってお
         はらいしていたので笑ってしまった。

         このわずか3年後の2001年、伊勢山皇大神宮は宮司の親戚が隣接地で経営していた高級ホテル「横浜開
         洋亭」の経営不振により境内の一部が差し押さえを受けることとなる。
         神奈川県神社庁が境内の大半を取得することで境内の競売は回避されたが、明治以来世襲されていた宮司の
         一族は伊勢山皇大神宮と縁を切られることとなった。
         とするとあの時御祈祷してくれた宮司さん、その後どうなったのだろう?

         90億近い負債総額で破産したというが、神社本庁(伊勢神宮を本宗とする宗教法人)に属する神社で初め
         ての破産であったらしい。初物の多い横浜の不名誉な初物と言えるかもしれない。






         
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プロフィール

naoggio

Author:naoggio
青山学院の近くで、オーダー家具のショップをやっています。
このブログでは仕事と関係ない趣味の写真を中心に、日々の出来ごとや思い出など書いて行こうと思います。
家具に興味をお持ちの方は、リンクトップの「order furniture standards」の方にも、是非遊びにいらして下さい。

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