主に蝶の写真を中心にアップします。

naoggio写真日記

            8月15日の記事(CLICK)でラビントラナート・タゴールの詩集『さまよえる鳥』について触
            れたが、その日本語訳本が届いた。
            とても綺麗な装丁の小型本で、題名『迷い鳥たち』の下に"Stray Birds"と書いてあった。
            タゴールについて調べている時、さるブログ記事に "A stray bird comes to my window" がそ
            のまま詩集のタイトルになったかのような書き方がされていたのでそそっかしい私はすっかり早
            とちりしてしまったのだが、実は "Stray Birds"が詩集のタイトルであったわけだ。英語版のウィ
            キでも確認したがやはり Stray Birds (1916) となっている。『さまよえる鳥』を内山さんが敢え
            て『迷い鳥たち』と訳し直されたのはとても素直な訳であったということになる。

            
            ラビンドラナート・タゴール著 内山眞理子訳『迷い鳥たち』

            タゴールの言葉は詩というよりも短い句であり呟きに似ている。アフォリズムと言う人もいる。
            その中に込められたメッセージは容易に汲みとれるものもあればわかりにくいものもある。どの
            詩からも感じ取れるのは自然を尊び、ささやかなものを愛し、傲慢や暴力を嫌う「繊細な心」で
            あろうか。通して読んでみるとやはり今の時代にはそぐわないなあと思うが、逆に今だからこそ
            つまされるような面も多々ある。

            詩集には1〜2行の短い詩が326載せられている(内重複しているものが1つあるので325
            句になる)。
            いくつか引用しておくので興味のある方は是非読んでみて頂ければと思う。
            107番はお気に入りだがあとはランダムに選んだ。


            ー 4 大地を花ほころばせるのは、大地の涙があればこそ。ー

            ー 74 高原の霧は愛に似て、その胸のあたりにわきおこり、美の不意打ちをつれてくる。ー

            ー 107 こだまは、自分が最初の音であることを証明するために最初の音を真似る。ー

            − 303 神は限りあるものに、人間は限りなきものに、愛の口づけをする。ー







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このブログでは仕事と関係ない趣味の写真を中心に、日々の出来ごとや思い出など書いて行こうと思います。

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