寒い日が続きますねえ。
忙しいせいもありますが近頃全くフィールドに出ていません。そもそも写欲が湧きません。
でも春は近づいています。
更新が滞り過ぎなので最近コンデジで撮った写真から2枚アップしておきます。

2月20日 前日降った僅かばかりの雪が庭にうっすらと残っていて
そこにサザンカの花びらが数片こぼれていました。

2月21日 いよいよ梅も花盛り。ほのかな香りと柔らかい白梅の色に癒されます。
忙しいせいもありますが近頃全くフィールドに出ていません。そもそも写欲が湧きません。
でも春は近づいています。
更新が滞り過ぎなので最近コンデジで撮った写真から2枚アップしておきます。

2月20日 前日降った僅かばかりの雪が庭にうっすらと残っていて
そこにサザンカの花びらが数片こぼれていました。

2月21日 いよいよ梅も花盛り。ほのかな香りと柔らかい白梅の色に癒されます。
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クロアゲハは身近で普通に見られる蝶ですが、未だに満足に撮影できていない蝶(まあそんなのばかりですが)の一つです。
写真を整理していてもましな画像はほとんどありません。というか撮影枚数自体がとても少ないのです。
この蝶に対する思い入れがないのかというとそうではなく、クロアゲハは私にとってはたいへん思い出深い蝶です。
子供の頃自宅周辺で採集できる蝶の中では、このクロアゲハがなんと言っても圧倒的な存在感を誇っていました。
他にカラスアゲハもいるにはいたのですが、こちらは数がとても少なく、町内でも少し離れた山椒の木のある場所に発生地が限られていて、当時の私はカラスアゲハが近所にいることさえ知りませんでした。
駄菓子屋さんで買って来た虫取り網と昆虫採集セット、それに本屋さんで買った展翅板一つが私の昆虫採集のスタートでした。
当時私が住んでいたのは飲屋街のまっただ中だったのですが、そこから歩いて10分程の丘の上に母親の実家があり、そこにはいくらかの庭と草木があって、私の住んでいた場所と比べるとだいぶましな環境でした。庭の端には藤色のブッドレアも花を咲かせていましたので色々な蝶がやって来たのです。
それで小学校低学年の頃は、夏休みになるとその家の縁側に座ってブッドレアを訪れる蝶を待ち構えていました。
初めて大きなクロアゲハを捕まえたのもこの場所でした。すくいとった時はすごい手応えで、網の中でバタバタと暴れている蝶をどうやって押さえつけたものかと困ってしまった記憶があります。
ところで昆虫採集セットには怪しげなピンク色と水色(だったと記憶していますが違うかもしれません)の液体が入れられた小さなビンが入っていて、どちらかが殺虫剤でどちらかが防腐剤だったと思います。まあ駄菓子屋で子供向けに売られていた物ですから、中身は水に色をつけたような代物だったのでしょう。で、その殺虫剤の方をプラスティックの注射器で(注射針は金物でした)蝶に注射し、ショックで弱った蝶に昆虫針を刺して無理矢理展翅してしまったのですから、なんとも残酷で乱暴な仕打ちをしたものです。
そして数日して展翅テープをはずした時、大きなクロアゲハがゆっくりと翅を動かした時には肝をつぶしました。
なんという可哀想な事をしてしまったのかと思いましたがもうどうしようもありません。もう一度テープを針で押さえて、蝶が死んでくれるのを待つ他ありませんでした。
クロアゲハはただでさえ喪服のような真っ黒な姿ですし、私の中ではアゲハより日陰を好んで飛ぶ蝶という印象がありました。庭の植え込みの日陰の中から舞い出てくるクロアゲハの大きな姿には、大袈裟かもしれませんがなんだかこの世ならぬ不気味さを覚えた物です。
加えて上のような体験があったので、私にとってクロアゲハにはどことなく死のイメージがつきまとっていたのです。
さて、高校2年生になって絵の勉強を始めて暫くした頃、靉光の存在を知りました。靉光は広島出身の洋画家です。
シュールレアリズムの影響を強く感じさせる作品を多く残しましたが、1944年、応召して満州の戦地に赴きます。
翌1945年には故郷に原爆が投下され、作品や資料の大半が消失したといいます。そして自身は満州で病を得、
1946年に上海郊外の病院で39年の生涯を終えました。
そんな靉光の作品の中に『蝶』という作品があります。1942年の作品で、画面一杯にクロアゲハが翅を広げています。左下には花も描かれていますが、蝶が翅を休めているのはなんだか不毛な枯れたような針葉の上です。頭部は球体として描かれており、本来生活のためにあるべき眼や口吻や触角は見当たりません。
この作品を画集で見た時、余りに私の心の中のクロアゲハのイメージに重なる物が大きかったので非常に驚きを覚えました。言い換えれば、私の抱いているクロアゲハのイメージをそのままキャンバスに表現してくれていたのです。下の写真がそれです。
靉光という人はきっと蝶に対する思いの強い人だったのでしょう。デフォルメはしていますが見事な蝶の表現だと思います。

靉光 『蝶』 1942年 43×36 キャンバスに油彩
この作品に出合って以来、写真であれ、絵であれ、心のどこかでいつかクロアゲハの姿を借りて死のイメージを表現してみたいなと思っているのですが、なかなかそううまくはいきません。
写真について言いますとそもそもクロアゲハがじっとしていてくれる事自体あまりないので、あの黒い翅をじっくり撮影する機会があまりないのです。
ツツジや彼岸花を訪れるクロアゲハの姿は美しく、それはそれでいいのですが、私としては薄暗い場所でじっとしているクロアゲハの写真が撮ってみたかったのです。
昨日写真の整理をしていてたまたまそれに近い画像があった事を思い出しました。
下にその写真を載せておきます。庭でコンデジで撮った写真です。
求めていた死のイメージにはほど遠いですが、こんなふうにクロアゲハがじっとしていてくれる事もあまりないので私にとってはこれでも貴重な画像です。他にも数カットあるのでいつかこの辺をもとに絵を描いてみたいと思っていますがどうなりますやら。

クロアゲハ 2009年6月17日横浜市の自宅にて
2003年から2009年(それ以降は写真がまだ未整理です)までの間に撮影したクロアゲハの写真でなんとか見られる物と言ったら下の2枚くらいしかありませんでした。

同上 こちらは上の写真を撮る前にデジイチで撮影したもの。

花を訪れたクロアゲハ 2007年7月15日自宅付近の公園で。
最後に靉光の代表作を掲載しておきます。
2007年以降靉光一人の展覧会は開かれていないと思いますが、またじっくり見てみたい画家の一人です。

靉光 『眼のある風景』 1938年 102×193.5 キャンバスに油彩
写真を整理していてもましな画像はほとんどありません。というか撮影枚数自体がとても少ないのです。
この蝶に対する思い入れがないのかというとそうではなく、クロアゲハは私にとってはたいへん思い出深い蝶です。
子供の頃自宅周辺で採集できる蝶の中では、このクロアゲハがなんと言っても圧倒的な存在感を誇っていました。
他にカラスアゲハもいるにはいたのですが、こちらは数がとても少なく、町内でも少し離れた山椒の木のある場所に発生地が限られていて、当時の私はカラスアゲハが近所にいることさえ知りませんでした。
駄菓子屋さんで買って来た虫取り網と昆虫採集セット、それに本屋さんで買った展翅板一つが私の昆虫採集のスタートでした。
当時私が住んでいたのは飲屋街のまっただ中だったのですが、そこから歩いて10分程の丘の上に母親の実家があり、そこにはいくらかの庭と草木があって、私の住んでいた場所と比べるとだいぶましな環境でした。庭の端には藤色のブッドレアも花を咲かせていましたので色々な蝶がやって来たのです。
それで小学校低学年の頃は、夏休みになるとその家の縁側に座ってブッドレアを訪れる蝶を待ち構えていました。
初めて大きなクロアゲハを捕まえたのもこの場所でした。すくいとった時はすごい手応えで、網の中でバタバタと暴れている蝶をどうやって押さえつけたものかと困ってしまった記憶があります。
ところで昆虫採集セットには怪しげなピンク色と水色(だったと記憶していますが違うかもしれません)の液体が入れられた小さなビンが入っていて、どちらかが殺虫剤でどちらかが防腐剤だったと思います。まあ駄菓子屋で子供向けに売られていた物ですから、中身は水に色をつけたような代物だったのでしょう。で、その殺虫剤の方をプラスティックの注射器で(注射針は金物でした)蝶に注射し、ショックで弱った蝶に昆虫針を刺して無理矢理展翅してしまったのですから、なんとも残酷で乱暴な仕打ちをしたものです。
そして数日して展翅テープをはずした時、大きなクロアゲハがゆっくりと翅を動かした時には肝をつぶしました。
なんという可哀想な事をしてしまったのかと思いましたがもうどうしようもありません。もう一度テープを針で押さえて、蝶が死んでくれるのを待つ他ありませんでした。
クロアゲハはただでさえ喪服のような真っ黒な姿ですし、私の中ではアゲハより日陰を好んで飛ぶ蝶という印象がありました。庭の植え込みの日陰の中から舞い出てくるクロアゲハの大きな姿には、大袈裟かもしれませんがなんだかこの世ならぬ不気味さを覚えた物です。
加えて上のような体験があったので、私にとってクロアゲハにはどことなく死のイメージがつきまとっていたのです。
さて、高校2年生になって絵の勉強を始めて暫くした頃、靉光の存在を知りました。靉光は広島出身の洋画家です。
シュールレアリズムの影響を強く感じさせる作品を多く残しましたが、1944年、応召して満州の戦地に赴きます。
翌1945年には故郷に原爆が投下され、作品や資料の大半が消失したといいます。そして自身は満州で病を得、
1946年に上海郊外の病院で39年の生涯を終えました。
そんな靉光の作品の中に『蝶』という作品があります。1942年の作品で、画面一杯にクロアゲハが翅を広げています。左下には花も描かれていますが、蝶が翅を休めているのはなんだか不毛な枯れたような針葉の上です。頭部は球体として描かれており、本来生活のためにあるべき眼や口吻や触角は見当たりません。
この作品を画集で見た時、余りに私の心の中のクロアゲハのイメージに重なる物が大きかったので非常に驚きを覚えました。言い換えれば、私の抱いているクロアゲハのイメージをそのままキャンバスに表現してくれていたのです。下の写真がそれです。
靉光という人はきっと蝶に対する思いの強い人だったのでしょう。デフォルメはしていますが見事な蝶の表現だと思います。

靉光 『蝶』 1942年 43×36 キャンバスに油彩
この作品に出合って以来、写真であれ、絵であれ、心のどこかでいつかクロアゲハの姿を借りて死のイメージを表現してみたいなと思っているのですが、なかなかそううまくはいきません。
写真について言いますとそもそもクロアゲハがじっとしていてくれる事自体あまりないので、あの黒い翅をじっくり撮影する機会があまりないのです。
ツツジや彼岸花を訪れるクロアゲハの姿は美しく、それはそれでいいのですが、私としては薄暗い場所でじっとしているクロアゲハの写真が撮ってみたかったのです。
昨日写真の整理をしていてたまたまそれに近い画像があった事を思い出しました。
下にその写真を載せておきます。庭でコンデジで撮った写真です。
求めていた死のイメージにはほど遠いですが、こんなふうにクロアゲハがじっとしていてくれる事もあまりないので私にとってはこれでも貴重な画像です。他にも数カットあるのでいつかこの辺をもとに絵を描いてみたいと思っていますがどうなりますやら。

クロアゲハ 2009年6月17日横浜市の自宅にて
2003年から2009年(それ以降は写真がまだ未整理です)までの間に撮影したクロアゲハの写真でなんとか見られる物と言ったら下の2枚くらいしかありませんでした。

同上 こちらは上の写真を撮る前にデジイチで撮影したもの。

花を訪れたクロアゲハ 2007年7月15日自宅付近の公園で。
最後に靉光の代表作を掲載しておきます。
2007年以降靉光一人の展覧会は開かれていないと思いますが、またじっくり見てみたい画家の一人です。

靉光 『眼のある風景』 1938年 102×193.5 キャンバスに油彩
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ウィーンの新王宮の裏手に「パルメンハウス」(温室)がありますが、その一部はカフェやインセクタリウムとして利用されています。カフェの方はその名も Palmenhaus。旅行者にも人気のトロピカルカフェです。
そして蝶好きにとってはずせないのが Schmetterlinghaus(蝶の家)です。
細長い温室の中を熱帯の蝶が飛び回り、鳥が走り回っています。
人も凍ってしまいそうなウィーンの冬、温室でモルフォが飛ぶのを見るのは誠に不思議な気分。日本のインセクタリウムとは蝶のチョイスがだいぶ異なるので、ウィーンに行かれた際には訪れてみても損はないと思います。
(クリーム色の字の所クリックでそれぞれのホームページに飛べますので興味のある方はご覧下さい)

温室の外観。これだけでもなかなかのものです。

南米産の Papilio aglaope だと思いますがどうでしょう?

Papilio rumanzovia (アカネアゲハ)

Cethosia cyane (キアネハレギチョウ)

Morpho peleides (ペレイデスモルフォ)?・・・これも定かではありません。
モルフォが飛び回っている温室。これでいいのだろうかと思う反面これは素晴らしいと思ってしまいます。
そして蝶好きにとってはずせないのが Schmetterlinghaus(蝶の家)です。
細長い温室の中を熱帯の蝶が飛び回り、鳥が走り回っています。
人も凍ってしまいそうなウィーンの冬、温室でモルフォが飛ぶのを見るのは誠に不思議な気分。日本のインセクタリウムとは蝶のチョイスがだいぶ異なるので、ウィーンに行かれた際には訪れてみても損はないと思います。
(クリーム色の字の所クリックでそれぞれのホームページに飛べますので興味のある方はご覧下さい)

温室の外観。これだけでもなかなかのものです。

南米産の Papilio aglaope だと思いますがどうでしょう?

Papilio rumanzovia (アカネアゲハ)

Cethosia cyane (キアネハレギチョウ)

Morpho peleides (ペレイデスモルフォ)?・・・これも定かではありません。
モルフォが飛び回っている温室。これでいいのだろうかと思う反面これは素晴らしいと思ってしまいます。
- 蝶
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ブログ仲間のgrassmonblueさんのご推薦とotto-Nさんのお誘いがあり、「木村 藤香 写真展」を見に行って来ました。
木村さんには初めてお目にかかったにも関わらず作品を一つずつ丁寧に解説して頂き、色々な点で大変勉強になりました。
それにしても素晴らしい写真の数々・・・圧倒されてしまいました。構図、色彩、ピントの良さは勿論のこと、独特の世界観の表現で、見る側の心を鷲掴みにする魅力溢れる写真だと思います。
またお話を伺いながら、撮影対象である自然と写真に対する木村さんの前向きな姿勢と愛情の深さにも感嘆しました。撮影した時の感動を余さず画面に織り込むための、それがなによりの原動力となっているのでしょうね。

会場には待ち合わせた otto-Nさんの他に蝶類保全協会の方々もお見えになっていて楽しい一時を過ごさせて頂きました。皆さん本当にありがとうございました。
撮影させて頂いた写真の中から2枚を掲載しておきます。素晴らしい展覧会ですのでお時間がありましたら是非お出掛け下さい。展覧会は2月10日の日曜日まで開催されています。


会場を後にしてから otto-Nさんと予約しておいたイタリアンで食事をして、楽しいお話をたくさん聞かせて頂きました。
otto-Nさん、お誘い下さり本当にありがとうございました。
grassmonblueさん、展覧会の御紹介ありがとうございました。おかげ様でたいへん良い勉強をさせて頂く事ができました。お礼申し上げます。
木村さんには初めてお目にかかったにも関わらず作品を一つずつ丁寧に解説して頂き、色々な点で大変勉強になりました。
それにしても素晴らしい写真の数々・・・圧倒されてしまいました。構図、色彩、ピントの良さは勿論のこと、独特の世界観の表現で、見る側の心を鷲掴みにする魅力溢れる写真だと思います。
またお話を伺いながら、撮影対象である自然と写真に対する木村さんの前向きな姿勢と愛情の深さにも感嘆しました。撮影した時の感動を余さず画面に織り込むための、それがなによりの原動力となっているのでしょうね。

会場には待ち合わせた otto-Nさんの他に蝶類保全協会の方々もお見えになっていて楽しい一時を過ごさせて頂きました。皆さん本当にありがとうございました。
撮影させて頂いた写真の中から2枚を掲載しておきます。素晴らしい展覧会ですのでお時間がありましたら是非お出掛け下さい。展覧会は2月10日の日曜日まで開催されています。


会場を後にしてから otto-Nさんと予約しておいたイタリアンで食事をして、楽しいお話をたくさん聞かせて頂きました。
otto-Nさん、お誘い下さり本当にありがとうございました。
grassmonblueさん、展覧会の御紹介ありがとうございました。おかげ様でたいへん良い勉強をさせて頂く事ができました。お礼申し上げます。
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先週の土曜日、ダンダラさんがブログで紹介されていたサザンカの花の陰で越冬しているウラギンシジミをどうしても見てみたくなり、ダンダラさんにお願いして越冬場所の公園にお邪魔しました。
ダンダラさんは当日お仕事で夕方までお帰りになれないので、その少し前にお邪魔し、奥様に現地を案内して頂きました。
昼過ぎに自宅を出たのですが玄関のドアを開けた途端にびっくりです。
・・・な、なんだこの空気は〜 そうなのです。南関東、この日はなんと20度越えの馬鹿陽気。
で、これはもしかしたら蝶も動いてしまっているのでは、と思ったのですが、その予感が的中してしまいました。
残念ながらサザンカの花の隣の個体は移動してしまって行方不明でした。
それでももう1頭の越冬個体はそのまま葉につかまっていましたので撮影する事が出来ました。

越冬中のウラギンシジミ。夕陽が射して来て翅の縁が輝いて見えきれいでした。

こちらは入り組んだ場所に潜り込んだムラサキシジミの越冬個体です。ダンダラさんの奥様にLEDライトを持って頂いて撮影しました。奥様には本当にお世話になりました。

これが件のサザンカの花。ダンダラさんが撮影された写真と比べるといっそう開いていて、蝶の居場所を圧迫してしまったようです。花に押されて居心地悪くなった上にあの気温だったので思わず飛んでしまったんでしょうね。
・・・って、いるじゃん、花の陰に。ゴメンナサイ ! これ合成写真です。

公園からダンダラさんのご自宅の向かう途中の小畦川の川岸です。ダンダラさんがここで撮影したギンイチモンジセセリをよくブログアップされていましたがこのようにすっかり草がかり払われてしまったのだそうです。
蝶のいなくなった裸地に蝶やら鳥やらの形を堀込んで花壇?にしているようですが、いったいどういうセンスをしているのでしょう。

ダンダラさんが帰られてから近郊のウラゴマダラシジミの発生地をご案内して下さいました。もう暗くなり始めていたのですがまだ気温は高く、春を感じる不思議な散歩になりました。
ダンダラさん、奥様、いきなり押し掛けて申し訳ありませんでした。おかげ様で楽しい一時を過ごす事が出来ました。またよろしくお願い致します。
ダンダラさんは当日お仕事で夕方までお帰りになれないので、その少し前にお邪魔し、奥様に現地を案内して頂きました。
昼過ぎに自宅を出たのですが玄関のドアを開けた途端にびっくりです。
・・・な、なんだこの空気は〜 そうなのです。南関東、この日はなんと20度越えの馬鹿陽気。
で、これはもしかしたら蝶も動いてしまっているのでは、と思ったのですが、その予感が的中してしまいました。
残念ながらサザンカの花の隣の個体は移動してしまって行方不明でした。
それでももう1頭の越冬個体はそのまま葉につかまっていましたので撮影する事が出来ました。

越冬中のウラギンシジミ。夕陽が射して来て翅の縁が輝いて見えきれいでした。

こちらは入り組んだ場所に潜り込んだムラサキシジミの越冬個体です。ダンダラさんの奥様にLEDライトを持って頂いて撮影しました。奥様には本当にお世話になりました。

これが件のサザンカの花。ダンダラさんが撮影された写真と比べるといっそう開いていて、蝶の居場所を圧迫してしまったようです。花に押されて居心地悪くなった上にあの気温だったので思わず飛んでしまったんでしょうね。
・・・って、いるじゃん、花の陰に。ゴメンナサイ ! これ合成写真です。

公園からダンダラさんのご自宅の向かう途中の小畦川の川岸です。ダンダラさんがここで撮影したギンイチモンジセセリをよくブログアップされていましたがこのようにすっかり草がかり払われてしまったのだそうです。
蝶のいなくなった裸地に蝶やら鳥やらの形を堀込んで花壇?にしているようですが、いったいどういうセンスをしているのでしょう。

ダンダラさんが帰られてから近郊のウラゴマダラシジミの発生地をご案内して下さいました。もう暗くなり始めていたのですがまだ気温は高く、春を感じる不思議な散歩になりました。
ダンダラさん、奥様、いきなり押し掛けて申し訳ありませんでした。おかげ様で楽しい一時を過ごす事が出来ました。またよろしくお願い致します。
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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。
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