大晦日。
思い出の1枚です。
那須に山小屋を建てていた頃の写真です。写っている車はランドクルーザーのFJ56V。大きな図体で、しょっちゅうスタックしてはウィンチのお世話になっていました。でも本当によく働いてくれました。
この写真は4×4マガジン誌のカレンダーの1ページを飾りました。審査員のお一人であった吉野信さんに誌上で過分なお褒めのお言葉を頂いて恐縮したのを覚えています。

1984年1月7日 福島県白河市 ASAHI PENTAX 6×7 SMC TAKMAR 90mm F2.8 EPR サニークロスフィルター
今年はプライベートで色々ありすぎて蝶の撮影にもなかなか行けませんでしたがなんとか1年を終える事ができました。来年は今年よりは時間ができると思いますのでフィールドを楽しみたいと思っています。
それでは皆さん、どうぞよいお年をお迎え下さい。
思い出の1枚です。
那須に山小屋を建てていた頃の写真です。写っている車はランドクルーザーのFJ56V。大きな図体で、しょっちゅうスタックしてはウィンチのお世話になっていました。でも本当によく働いてくれました。
この写真は4×4マガジン誌のカレンダーの1ページを飾りました。審査員のお一人であった吉野信さんに誌上で過分なお褒めのお言葉を頂いて恐縮したのを覚えています。

1984年1月7日 福島県白河市 ASAHI PENTAX 6×7 SMC TAKMAR 90mm F2.8 EPR サニークロスフィルター
今年はプライベートで色々ありすぎて蝶の撮影にもなかなか行けませんでしたがなんとか1年を終える事ができました。来年は今年よりは時間ができると思いますのでフィールドを楽しみたいと思っています。
それでは皆さん、どうぞよいお年をお迎え下さい。
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- 風景
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クリスマスイブの深夜、腎不全による体調の悪化で死にかけていた愛猫のクル(7歳)が家を出たきり帰ってこなくなりました。家内の膝の上で2時間ほど寝ていたと思ったら、すっと起き上がってキャットドアから出て行ったそうです。
この夜はキャットドアをロックしておこうかとも思ったのですが、もともと野良猫で人の姿が見えなくなるとすぐに家から出ていってしまっていた猫なので、最後の死に場所は本人の選択に任せる事にしました。
思えばこの6年間、リーマンショックに老人の介護と、私達家族にとっては本当に苦労の多い日々でしたが、彼がいてくれたおかげでどれほど慰められ勇気づけられた事か。今は悲しみにくれていて長い文章を書く気にはなれませんが、生涯を私達と過ごしてくれたクルに、ただただ深く感謝しています。

この夜はキャットドアをロックしておこうかとも思ったのですが、もともと野良猫で人の姿が見えなくなるとすぐに家から出ていってしまっていた猫なので、最後の死に場所は本人の選択に任せる事にしました。
思えばこの6年間、リーマンショックに老人の介護と、私達家族にとっては本当に苦労の多い日々でしたが、彼がいてくれたおかげでどれほど慰められ勇気づけられた事か。今は悲しみにくれていて長い文章を書く気にはなれませんが、生涯を私達と過ごしてくれたクルに、ただただ深く感謝しています。

- 猫
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11月末から12月にかけて2回のホームパーティーを企画したため、この1ヶ月もなにやらあたふたと過ごしました。殊に2回目は仕事関係の方々をお招きしてのパーティーだったので精神的にも疲れました。
それもようやく終わって、さて今はいつだったっけ?と思って改めてカレンダーを見てみると12月17日 ! クリスマスも間近、今年も残す所あとわずかではありませんか。いやはや。
ところで、もう10日余り過ぎてしまいましたが12月5日はモーツァルトの命日だそうです。1791年の12月5日ですね。死の床で弟子のジェスマイヤーにレクイエムの完成を指示したという逸話は余りにも有名です。このレクイエムの完成にまつわる詳細ないきさつについては様々な研究がなされてきましたが、1964年に「ヘルツォークの回想記」が発見された事により一応、例えば映画「アマデウス」のようなミステリアスな事実はなかったという事で落ち着いているようです。でも、かのモーツァルトが死の寸前まで完成にこだわっていた曲ですし、8番目のLacrimosa(涙の日)の8小節目で自筆譜を終えている事もあって、誰もがこの曲には特別な思いを抱く事を禁じ得ないのではないかと思います。実際、Lacrimosa を聴いていると、旋律と共にモーツァルトの魂が天に昇って行くのが見えるような気さえして涙を禁じ得ません。またジェスマイヤー補筆版を再評価する動きもあるらしく、ジェスマイヤー自身への評価も見直されつつあるようです。
もちろん私もこの曲が大好きで、レクイエムの中では最も繰り返し聴いた作品です。私がこのような作品を批評するのはおこがましいのでもちろんそんな事はしませんが、この数年、通勤途中の電車の中で繰り返し聴いたYou Tube動画がありますのでご紹介しておきたいと思います。カール・ベーム指揮、ウィーン交響楽団、ウィーン国立オペラ座合唱団で、ウィーンピアリスト教会での録画です。1時間ほどかけて14曲続けて自動再生されるようになっています。何故か全曲が終わってからもう1度2曲目のキリエが再生されますが、これは2曲目があまりに素晴らしいので投稿者がそのように編集されたのでしょうか・・・。
演奏について一言言わせて頂くと、あまりに素晴らしいです。お聴きになった事がなかったら絶対にお聴きになる事をお勧めします。ベームの揺るぎない指揮も素晴らしいですが グンドゥラ・ヤノビッツ(ソプラノ) の歌声もヤバ過ぎです。それと念のために申し上げておきますがけっして髪型を笑ってはいけませんよ ! これは1971年の録画なのですから。
それもようやく終わって、さて今はいつだったっけ?と思って改めてカレンダーを見てみると12月17日 ! クリスマスも間近、今年も残す所あとわずかではありませんか。いやはや。
ところで、もう10日余り過ぎてしまいましたが12月5日はモーツァルトの命日だそうです。1791年の12月5日ですね。死の床で弟子のジェスマイヤーにレクイエムの完成を指示したという逸話は余りにも有名です。このレクイエムの完成にまつわる詳細ないきさつについては様々な研究がなされてきましたが、1964年に「ヘルツォークの回想記」が発見された事により一応、例えば映画「アマデウス」のようなミステリアスな事実はなかったという事で落ち着いているようです。でも、かのモーツァルトが死の寸前まで完成にこだわっていた曲ですし、8番目のLacrimosa(涙の日)の8小節目で自筆譜を終えている事もあって、誰もがこの曲には特別な思いを抱く事を禁じ得ないのではないかと思います。実際、Lacrimosa を聴いていると、旋律と共にモーツァルトの魂が天に昇って行くのが見えるような気さえして涙を禁じ得ません。またジェスマイヤー補筆版を再評価する動きもあるらしく、ジェスマイヤー自身への評価も見直されつつあるようです。
もちろん私もこの曲が大好きで、レクイエムの中では最も繰り返し聴いた作品です。私がこのような作品を批評するのはおこがましいのでもちろんそんな事はしませんが、この数年、通勤途中の電車の中で繰り返し聴いたYou Tube動画がありますのでご紹介しておきたいと思います。カール・ベーム指揮、ウィーン交響楽団、ウィーン国立オペラ座合唱団で、ウィーンピアリスト教会での録画です。1時間ほどかけて14曲続けて自動再生されるようになっています。何故か全曲が終わってからもう1度2曲目のキリエが再生されますが、これは2曲目があまりに素晴らしいので投稿者がそのように編集されたのでしょうか・・・。
演奏について一言言わせて頂くと、あまりに素晴らしいです。お聴きになった事がなかったら絶対にお聴きになる事をお勧めします。ベームの揺るぎない指揮も素晴らしいですが グンドゥラ・ヤノビッツ(ソプラノ) の歌声もヤバ過ぎです。それと念のために申し上げておきますがけっして髪型を笑ってはいけませんよ ! これは1971年の録画なのですから。
- 音楽
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遅ればせながらかもしれませんが、ジャポニカ学習帳の昆虫バージョンが「気持ち悪い」という理由で消えていたそうですね。ちょっと写真が大きすぎたのかな(笑)?
私も蝶の写真メインでブログやっていますが何を隠そう子供の頃は昆虫が苦手なほうだったのです。まあ、哺乳類から見れば外骨格動物はあまりに異端ですから無理もない気もしますが。
以前にもどこかで書いたかもしれませんが、絵の勉強でギリシャ彫刻などの石膏像をデッサンしていた若かりし頃、先生に「美しいと思うからこれを描くんだろ?もしゲジゲジやムカデの石膏像があったとして、君はそれを描こうと思うかね?」と言われた事がありました。もっと美しく描け、と言うところを遠回しに言って下さった訳です。ところでムカデの石膏像をデッサンするかと言われてみれば答えはノー。確かにそうかもしれませんが、ムカデやゲジゲジが美しくないと単純に決めつけてしまってよいものかという疑問は残りました。
そもそも「気持ち悪い」という感情の発露はどこからやってくるのでしょう。生物学的に言えば、忌避した方が個体や種の生存、存続に有利と思われる対象(生物や環境)の刷り込みという事でしょうかね。鳥が特定の蝶の捕食を避けたり、我々が蜂の黄色と黒の縞を見ると警戒心を惹起させられるといった現象です。これは大変役に立つシステムですから、自然界でこれがないと身を滅ぼす事になりかねません。ですが人間の場合このシステムが過剰な一人歩きをしているのではないでしょうか。全くの仮説ですが、このシステムは環境圧と生物の認識のバランスの上に成り立っていると思うのです。昔は身の回りにいくらでも虫がいたのでいちいち気持ち悪がっていたのでは精神を病んでしまいます。数ある虫の中で避けた方がよい物を選択していた訳です。ところが現代人が自然界から遠ざけられた結果、忌避反応が弱まるどころか、虫と見れば闇雲に気持ち悪がったり怖がったりするようになってしまったのでしょうね。
最初に書いた通り私もちょっと大袈裟に言えば昆虫恐怖症でした。でも自然について勉強したり観察したりしているうちに、無知が毛嫌いの最大の理由だと学習したつもりではいます。観察を続けていると昆虫の暮らしぶりのどういう所が人間と似ていて何が違うのかという事が少しは解ってきます。そうすると不思議に気持ち悪さより親近感が湧いてくるものです。
これはコンラート・ローレンツなどもよく言っていた事ですが、アパルトヘイトも相手に対する無知が大きな原因だと思われます。ここで話をそこまで広げるつもりはありませんが、残念な事に、虫に限らず近頃「知らずに毛嫌いする」ヒステリック現象が加速しているように思います。ジャポニカ学習帳の事はそれを象徴しているようでショックでした。

私も蝶の写真メインでブログやっていますが何を隠そう子供の頃は昆虫が苦手なほうだったのです。まあ、哺乳類から見れば外骨格動物はあまりに異端ですから無理もない気もしますが。
以前にもどこかで書いたかもしれませんが、絵の勉強でギリシャ彫刻などの石膏像をデッサンしていた若かりし頃、先生に「美しいと思うからこれを描くんだろ?もしゲジゲジやムカデの石膏像があったとして、君はそれを描こうと思うかね?」と言われた事がありました。もっと美しく描け、と言うところを遠回しに言って下さった訳です。ところでムカデの石膏像をデッサンするかと言われてみれば答えはノー。確かにそうかもしれませんが、ムカデやゲジゲジが美しくないと単純に決めつけてしまってよいものかという疑問は残りました。
そもそも「気持ち悪い」という感情の発露はどこからやってくるのでしょう。生物学的に言えば、忌避した方が個体や種の生存、存続に有利と思われる対象(生物や環境)の刷り込みという事でしょうかね。鳥が特定の蝶の捕食を避けたり、我々が蜂の黄色と黒の縞を見ると警戒心を惹起させられるといった現象です。これは大変役に立つシステムですから、自然界でこれがないと身を滅ぼす事になりかねません。ですが人間の場合このシステムが過剰な一人歩きをしているのではないでしょうか。全くの仮説ですが、このシステムは環境圧と生物の認識のバランスの上に成り立っていると思うのです。昔は身の回りにいくらでも虫がいたのでいちいち気持ち悪がっていたのでは精神を病んでしまいます。数ある虫の中で避けた方がよい物を選択していた訳です。ところが現代人が自然界から遠ざけられた結果、忌避反応が弱まるどころか、虫と見れば闇雲に気持ち悪がったり怖がったりするようになってしまったのでしょうね。
最初に書いた通り私もちょっと大袈裟に言えば昆虫恐怖症でした。でも自然について勉強したり観察したりしているうちに、無知が毛嫌いの最大の理由だと学習したつもりではいます。観察を続けていると昆虫の暮らしぶりのどういう所が人間と似ていて何が違うのかという事が少しは解ってきます。そうすると不思議に気持ち悪さより親近感が湧いてくるものです。
これはコンラート・ローレンツなどもよく言っていた事ですが、アパルトヘイトも相手に対する無知が大きな原因だと思われます。ここで話をそこまで広げるつもりはありませんが、残念な事に、虫に限らず近頃「知らずに毛嫌いする」ヒステリック現象が加速しているように思います。ジャポニカ学習帳の事はそれを象徴しているようでショックでした。


- 日記
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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。
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