主に蝶の写真を中心にアップします。

naoggio写真日記

         前回の続き。浮き島で夜景をとも思ったが、千鳥町の貨物ヤードが気になったので暗くなる前に千鳥町に
         移動した。浮き島から海底トンネル経由で30分ほどかかる。途中コンビニでトイレ休憩し、暗くなる前
         に目的地に着けた。


      
         千鳥町から塩浜運河を隔てた水江町の大きなコンビナートを望む。やはり望遠レンズはありがたい。



160123em5P1230283.jpg
         暗くなってくると煙突が吐き出す炎も俄然存在感を増してくる。



      160123em5P1230311.jpg
         工場に近づくとけっこう強い臭気が立ちこめていて閉口するが、見上げる炎は聖火のように美しく見えた。



      160123em5P1230300.jpg
         各プラントの明かりも全て点灯し、一種独特な工場地帯の夜景が浮かび上がり始めた。



160123em5P1230322.jpg
         日本触媒川崎工場



      160123em5P1230326.jpg
         複雑に絡み合うパイプが一帯となって巨大なオブジェクトを形作っている。設計者も、建設者も、これは
         さぞ骨が折れる事だろう。


      160123em5P1230332.jpg



      160123em5P1230334.jpg



160123em5P1230337.jpg



      160123em5P1230345.jpg
         林立するパイプ群。繰り返されるモチーフに美しさを感じずにはおれない。パイプオルガンみたいだ。



160123em5P1230359.jpg
         通過する車のライトを入れて撮ってみた。ISO200 F7.1で1.6秒の露光だったようだ。



      160123em5P1230369.jpg
         1枚目とほぼ同じアングルの夜景撮影。手前の横線は運河を通過する船舶の明かりだ。


         この日は夕方から雨か雪の予報だったが、弱い霧雨が少し降っただけだった。それでも傘をさす場面もあ
         ったのだが、そんな天気にしては嬉しい事にぼんやりとした月が昇ってきた。

      160123em5P1230353.jpg



      160123em5P1230385.jpg




      160123em5P1230395.jpg




      160123em5P1230407.jpg




160123em5P1230402.jpg
         帰りがけにもう1度振り返って待機中のバスを入れて撮影した。



      160123em5P1230419.jpg
         同じ位置からアップで。





スポンサーサイト
  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

         前回行った扇町と大師運河を隔てて東にある浮島に行ってみた。島の北東は多摩川の河口を挟んでもう羽
         田だ。ここが東京湾岸の神奈川県の北(東)のはずれという事になる。
         浮島は高速湾岸線で通過した事しかないので私にとって全く未知の地区だ。東燃ゼネラル石油の大きなプ
         ラントがある島の西の方は工場写真を撮る人の有名ポイントだそうで、東の浮島公園の方は羽田に離着陸
         する飛行機を撮影する絶好の撮影地になっているらしい。先日ここで工場夜景を撮っている時に、車の中
         から女の人に飛行機の写真は何処で撮れるのかと尋ねられた。女性が飛行機の写真?と思ったら中に子供
         が乗っているのが見えたので、単なる想像だが子供にせがまれて来たのかもしれない。
         夜間の航空機撮影なんて技術的にもけっこう難しいと思うし、こんな人気のない工業地帯のまっただ中で
         女性と子供だけで撮影なんてちょっと危険な気もする。逆に言えばそんな事ができる国なんて世界中で日
         本くらいのものではないだろうか。島の反対岸に行くように勧めてから、くれぐれも気をつけて行動する
         ように言おうと思ったらすぐに走り去ってしまった。ある意味考えさせられる出来事であった。
         




         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
         東燃ゼネラルとゴミ処理場の間の道。通りの片側には延々とパイプが続く。今回はテレコンの必要はなさ
         そうので最初から外しておいた。



160123m3sumIMG_1133.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2




         160123M3SUMIMG_1128.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         鉄管なのだろう。基本シルバー系の塗装が施されていて、赤錆が浮いて来た所を錆び止めのはけ塗りでメ
         ンテナンスしているみたいだ。




         160123m3sumIMG_1103.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         道の突き当たり近くに資材置き場のような所があって、配管の中間に取り付けるようなバルブがたくさん
         並べてあった。



         以下撮影は全てOLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
         プラントに関しては何も解読できないので写真だけ貼っておく事にする。


160123em5P1230073.jpg
         
 


160123em5P1230010.jpg



160123em5P1230024.jpg




160123em5P1230028.jpg




160123em5P1230044.jpg




160123em5P1230049.jpg




         160123em5P1230093.jpg




160123em5P1230105.jpg




160123em5P1230131.jpg




160123em5P1230204.jpg




160123em5P1230222.jpg




  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

      160117em5P1170157.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         東扇島から川崎港海底トンネルを通って千鳥町に出る。この辺りも東電の火力発電所を筆頭に多くの工場
         がひしめき合っている。



160117em5P1170139.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         海底トンネルの北側出入り口。左下に「軽車両進入禁止」の道路標識が見えるが・・・
         ↓が切り出し。近頃見ない標識なので気にしていなかったが、そう言えばこれって大八車?
         こんな物、今時絶対走っていないだろうが。しかし自転車以外の軽車両で他に何があるかと言うと、リ
         ヤカー、台車、馬車、牛車、人力車、山車、に橇、という訳で、あまり標識に使えそうな物がない。山車
         なんか標識にしたら楽しいだろうが、それでは「お祭り禁止?」になってしまう。分かり易くて普遍性の
         ある物という事で苦肉の策の大八車なのだろう。軽車両という概念はつまり消えつつあるという事か。

  160117em5P1170138.jpg余計な心配かもしれないが若者には何の事か分からないかも?



160117em5P1170140.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         撮影した時は全く気付いていなかったが、プラントの隙間にスカイツリーが写っていた。



160117em5P1170117.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン


160117em5P1170131.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         東京油槽のタンク群



160117em5P1170123.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         ウェイトのついた歯車がコンクリートで歩道に固定してあった。何のパーツだろう。



160117em5P1170145.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         千鳥運河にかかる橋の上から見たら運河を鳥が並んで泳いでいた。



160117em5P1170149.jpg
         別画像の切り出し。前の2羽はオナガガモの番のようだが後ろの2羽は?黒いのは一瞬ビロードキンクロ
         かと思ったがどうも黒いアヒルのように見える。白いのもアヒル?だとすれば「アフラック」だ。




   160117m3sumIMG_0932.jpg  160117m3sumIMG_0942.jpg

   160117m3sumIMG_0984.jpg  160117m3sumIMG_0998.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         刻々と変化する排煙と雲。面白くて何枚も何枚も撮ってしまった。



160117m3sumIMG_0993.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         横構図


         160117m3sumIMG_0944.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         しつこいけれど縦構図も。



160117m3sumIMG_1047.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         昨日撮影した大川の昭和電工の外に咲いていたランタナをもう一度ちゃんと撮影したくて車で20分余り
         走って大川にやって来た。これは大川から田辺運河を挟んで見た三井埠頭。



         160117m3sumIMG_1036.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         ランタナの方は強い日差しが当たっていて昨日見た時のようなしっとりとした趣ではなかったが、遠景の
         プラントを入れて場所の雰囲気が出るように工夫してみる。



         160117m3sum_2IMG_1021.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         1月27日の記事(CLICK)でこの扉をトタンと書いてしまったが、れっきとした鉄扉のようだ。
    





  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

         恵比須町に始まった工業地帯歩き。大黒ふ頭、新芝浦、大川と順番に東に向かってきたので、次は扇町と
         いう事になるが、少し飛んで東扇島の「東扇島東公園」に行ってみた。ここを選んだのに特に理由はない
         が、強いて言えば少し広々した場所に行ってみたかったという事と、自宅から高速湾岸線で比較的すぐに
         行けるから。しかし海に面した公園だけあって夜明け直後はさすがに寒く、帽子や手袋を用意していなか
         ったので早々に退散してくるはめになってしまった。
         


         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
         公園はけっこう広く、北側の京浜運河に面して海沿いに長いボード・ウォークが設けられている。園内に
         ヘリポートまであって驚いた。しかし考えてみればここは湾岸線か川崎港海底トンネルしかアプローチの
         ない、言ってみれば孤島である。何かあった時の備えは万全にしておくに越した事はない。



160117em5P1170070.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         京浜運河を挟んだ対岸には石油プラントや火力発電所等が並んでいる。
         


160117em5P1170074.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         湾岸の岸壁に釣り人は付きもの。完全防備で優雅に釣り糸を垂れている人達もいた。



160117em5P1170073.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         運河は本当にひっきりなしに船が往来する。多いのは砂利運搬のガット船だが、タンカーや貨物船、港湾
         局の船等様々な船が通るので見ていて飽きない。



160117em5P1170050.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         オレンジ色の船体が目を引くパナマ船籍のタンカー「PHENIX EXPRESS」




160117em5P1170095.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/テレコン
         外海を目指して進む「PHENIX EXPRESS」の後ろ姿。船舶情報サイトMarine Traffic によると26日20
         時現在で日南海岸沖を航行中だった。どうやら他にも色々寄港しているようである。




  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

              遡って去年のクリスマスの頃。渋谷でコーワ 8.5mm の試写。いちおうUPしておく。


      151224em5_85PC240061.jpg
         青山通りにあるマタニティーグッズショップの立て看板。裏表に様々な素材で表現したオッパイが並んで
         いる。ユーモラスで可愛らしいお気に入りの看板だ。



151225em5_85PC250135.jpg
         渋谷二丁目から並木橋に向かって下って行って右に入った所にできたハンバーガー屋さん。美味しいのだ
         がちょっと見オープンしているよう見えないのが難点。余計なお世話かもしれないが何か工夫すればいい
         のにと思う。



      151225em5_85PC250145.jpg
         スクーターもこんなのなら乗ってみたい気がする。



151225em5_85PC250206.jpg
         ヒカリエの吹き抜け。
         



151225em5_85PC250133.jpg
         電車の中。レタッチソフトで白黒に変換した。

              以上撮影は全て OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT








  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]

         工業地帯を歩き回ってきた夜、家内の姉が帰浜していたので、私達夫婦と3人で昨年2月の記事(CLICK)等に
         も登場する「レストラン シュミネー」に食事に行った。シェフも奧様もお元気そうで嬉しかった。

            160116ep5angP1160009.jpg
            OLYMPUS PEN E-P5 P.Angenieux Paris 25mm F0.95
            店内に飾られている レオナール・フジタ の絵。とてもいい作品だ。



            
            OLYMPUS PEN E-P5 P.Angenieux Paris 25mm F0.95
            奧様に99年のシャトー・ド・ラマルクを開けて頂いた。コンディションが良く、とても美味しか
            った。このワインは「レストラン シュバリエ」の太田さんが地下蔵で保存していたものらしい。
            なるほど、コンディションが良いのも頷ける。
            因に私達夫婦の結婚披露宴は移転前の「レストラン シュミネー」で。
            私の兄夫婦の結婚披露宴は「レストラン シュバリエ」で行っている。共に式はやっていないが。
            シュミネーとシュバリエ、30年余の時間の隔たりが突然つながったような奇縁を感じた。






  1. グルメ
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

         JR鶴見駅と扇町駅を結ぶ鶴見線には支線が2本ある。一つは浅野駅から別れて新芝浦、海芝浦の2駅に向
         かう1.5kmほどの路線。もう1本は武蔵白石から別れて大川駅に向かう1kmにも満たない大川線である。
         この辺り、40年以上前に歩いた事はあるが今はどうなっているのだろう。カメラを持って出掛けてみた。



 EOS M3/DR Summicron 50mm F2 東芝の入り口にある新芝浦駅。 

160116m3sumIMG_0722.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         新芝浦より先は島全体が東芝の工場なので、車で来ると新芝浦より先には入れない。電車に乗れば海の上
         にあるような終点の海芝浦駅まで行く事ができるが、改札の外はもう東芝なので駅を出て歩き回る事はで
         きない。それでも面白い駅だからけっこう訪れる人がいるようだ。そのうち電車に乗って写真を撮りに行
         ってみようと思う。
         新芝浦の東芝の手前にオカムラの物流センターの大きな建物(写真)があるが、この時は傾き始めた日を
         浴びて美しく輝いていた。



160116m3summIMG_0735.jpgEOS M3/DR Summicron 50mm F2 海芝浦行きの分岐点浅野駅。

         160116m3sumIMG_0726.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         浅野駅の駅名は浅野財閥の創始者である浅野総一郎の名に因んでいる。この一帯の埋め立てをして、セメ
         ント屋や鉄道や、色々な事業をした人物で、私の母校の中高の創設者でもあったため、母校の敷地内の丘
         の上に大きな銅像が立てられている。土曜日の午後という事もあって無人駅のプラットフォームには人影
         はなかった。DR Summicronも開放近くの逆光条件下ではオールドレンズらしい紗のかかったような描
         写となる。でもこれがたまらない。



160116m3sumIMG_0734.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         南京錠の掛けられた切符の収集箱の裏側。使用済み切符の回収に来る事があるのだろうか。



160116m3sumIMG_0747.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         浅野駅の近くにかなりそれらしく作り込まれたスタジオがあった。家具の撮影にはいいかもしれない。



160116m3sumIMG_0760.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         中に置かれたイーゼルも日本製ではなさそうだ。




         160116m3sumIMG_0758.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         電話も。




160116m3sumIMG_0774.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         正面は広くガラスドアになっていて、外にはトレーラーハウスまで置かれていた。




         160116m3sumIMG_0778.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         大川線沿線に移動途中、小さな橋の上から撮影。鉄橋は鶴見線のもの。




160116em5P1160028.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         望遠ズームで鉄橋のリベットにピントを置いて撮ってみた。




         160116m3sumIMG_0832.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         武蔵白石駅前の踏切にて。




160116em5P1160062.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         大川に向かうと工業地帯らしさも色濃くなってきて、派手に煙を上げる煙突も望まれた。
         



160116em5P1160069.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         白石町と大川町の間にも運河があって橋が架かっている。通行人はおばちゃんが多い。工場で頑張って働
         いている女性も多いのだろう。
         



160116em5P1160077.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         橋の上から安善町方面に見える倉庫を写した。




      160116em5P1160150.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         この橋で日没を迎えた。隠れていた夕日が雲の下に突然現れたので驚いたが、美しい夕景をゆっくり堪能
         する事ができた。一見殺伐として見える工業地帯にもこのような静謐な時が訪れる事があるのだと改めて
         認識させられる。鵜が1羽、運河をゆったりと進んでいった。
         



160116m3sumIMG_0856.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         大川駅の先の踏切を渡って左に行くと昭和電工の大きな工場がある。点灯したプラントの明かりが目立ち
         始める時刻。




160116m3sumIMG_0906.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         手前に配管のバルブを入れて撮ってみた。塀の上に手を伸ばして撮影しているのでピントは当てずっぽう。
         次回来るときは脚立を用意してこよう。
         夜景も撮りたいが、本格的に夜景に突入するのは先送り。




         160116m3sumIMG_0879.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         トタンにペンキが塗られた消防隊の侵入用扉。ランタナの花が張り付くように咲いていた。




         160116m3sumP1160179.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         テーパーの強い煙突が面白かった。






  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

         大黒海づり公園を出てから、2010年まで営業していた「横浜スカイウォーク」が今どうなっているの
         かなと思ってベイブリッジの真下にやってきた。施設はそのまま残されていた(というか構造上撤去でき
         ないらしい)が、エレベーター塔であったガラス張りのスカイタワーの入り口にはコンパネが打ち付けて
         あり、御丁寧に落書きまでされていた。一時期はけっこう利用者もあったらしいが寂しい限りだ。


         160111m3sumIMG_0706.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         スカイウォークは橋の下の両側にあり、行きは北側の通路、帰りは南側の通路を通るようになっていた。
         写真の下の方に見えている、スタートレックに出て来る「USS.エンタープライズ号」の円盤部みたいな
         ものがスカイラウンジと呼ばれていた展望台で、そこまで行ってから引き返してくるようになっていた。


160111em5_85P1110120.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
         これがエレベーターのあったスカイタワー。タワーとスカイウォークをつなぐ渡り廊下が見えている。



   9501679501img063.jpg  950167img064.jpg
         この2枚は1995年にPENTA6×7で撮影した写真のトリミング。左はスカイラウンジからみなとみら
         い方面を見た所だが海面から60メートルの高さなのでかなり高度感がある。またランドマークタワー以
         外まだほとんど建築物がなく広々としたものだ。改めて見てみてびっくりした。
         右の写真ははスカイウォーク内。この通路は金網で囲われているので冬は強い潮風が吹き付けてきてかな
         り寒かった。




         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         橋脚に挟まれた景色をかなりアンダーで撮ってみた。灯台が教会の鐘楼のように見えた。



         160111m3sumIMG_0702.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         この角度からだとスカイウォークの通路がよく見える。



         160111m3sumIMG_0708.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         背景にベイブリッジを入れて枯れススキの穂を撮影。ススキの穂の質感がたまらなく上手く捉えられてい
         る。DR Summicron はやはりこういった撮り方に向いているようだ。



         160111m3sumIMG_0712.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         触感まで伝わってきそうな、あまりに心憎い描写だったのでおまけにもう1枚。





  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

         恵比須町の昭和電工を撮影してから大黒ふ頭に向かった。以前行った事のある大黒海釣り公園を覗いてみ
         たかった。夜景スポットとしても有名な大黒JCTのある大黒ふ頭の最先端にある海釣り施設を備えた公園
         である。
         以前訪れたのは公園ができたばかりの頃だったと思う。真冬の曇天の風の強い日だった。人っ子一人いな
         い公園に設えられたオブジェが風にあおられてカタカタ音を立ているだけで、あまりにも寂しいので早々
         に退散してきた記憶がある。


160111t3img073.jpg
         CONTAX T-3/PROVIA 100F
         駐車場に車を停めて公園に入ってみると気のせいか以前より殺伐とした感じは和らいだように思った。東
         京湾に突き出した形のこの場所からは湾内を航行する多くの船を指呼の間に望む事ができて面白い。この
         写真はお気に入りコンパクトフィルムカメラの CONTAX T-3 での撮影。



160111em5P1110013.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         この日はすぐ近くにパナマ船籍の貨物船が錨を下ろしていた。



160111em5_85P1110112.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
         公園の外れに休憩所のような所があり、そこでチケットを買って釣り桟橋に入場できる。釣りをする人は
         1日券が900円だが、見学だけの人は100円。なんだか申し訳ない気がする。釣り桟橋に入ってみる
         とエキスパンドメタルの敷き詰められた200メートルほどの長さの桟橋の両側で多くの人が釣り糸を垂れ
         ていた。歩く人は真ん中の通路を歩くのがルールらしい。



160111em5P1110023.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         釣り客の中にはこのように本格的な出で立ちの人もいれば・・・



160111em5_85P1110097.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
         家族連れもいる。また釣りデートらしきカップルや女性の単独客も見受けられた。



       160111em5_85P1110089.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
         桟橋の突端には赤い灯台がある。この日は雲が面白く、プロミナー 8.5mmを存分に生かした写真を撮る
         事ができて嬉しかった。



160111em5P1110048.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         本牧ふ頭はすぐそこだ。向こうの灯台の根元でも釣りをしている人が見える。



160111em5P1110034.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         ベイブリッジを背景に海上を疾駆するボート。とても気持ち良さそうだ。



160111em5P1110035.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         「お姉ちゃん、なかなか釣れないね」といった所か。釣れるといいね。ファイト !
         


160111m3sumIMG_0680.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン
         タグボートが大きな艀を曳航して行く。小さくとも力持ちのタグボートが働いている姿には子供の頃から
         勇気づけられたものだ。



160111t3img077.jpg
         CONTAX T-3/PROVIA 100F
        


160111em5_85P1110114.jpg
         OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
         帰りがけに公園内の築山を登る親子を見かけて、以前より殺伐とした雰囲気が和らいだのはこのせいだな
         と思った。






  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

         急に工場地帯の写真が撮りたくなった。京浜工業地帯は工場写真家にとっては宝の山だ。撮影スポットは
         数限りなく、夜景昼景を問わず工場マニアが撮影にやってくる。海から工場を眺める船のツアーも盛んだ。
         ネットで「工場写真」と検索すればインパクト溢れる素晴らしい写真が目白押しだ。あんな写真も是非撮
         ってみたいものだと思うが、私の好みからするともう少しおとなしい写真の方が性に合っている気もする。
         しかしそんな事を言っても工場地帯で、それではどんな写真が撮れるのか。試しに産業道路を一番最寄り
         の恵比須町界隈からスタートしてみる事にした。
         若い頃は絵のモチーフを探してよく歩いたし、少しは写真も撮り歩いた京浜工業地帯だが、長年遠ざかっ
         ていたのですっかり土地勘が薄れてしまった。その代わり今はカーナビやグーグルマップという便利なツ
         ールもある事だし何とかなるだろう。


         
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         最初の1枚は守屋町から恵比須町に渡る橋の上から撮った。何故かと言えば日石の煙突とキリンビールの
         通風塔が見えるから。
         私の通った中高等学校がこの写真の赤白煙突の延長上、撮影場所から1km ほどの所にある。この赤白煙
         突の建築計画が持ち上がった時に公害が心配され、生徒会が日赤に説明を求めた事があった。日赤側の説
         明によれば、「この煙突の上昇気流は大変強いので、煙は拡散して煙突の足元にある貴校には全く影響が
         ない」という事だった。では少し離れた場所ではどうなの?と聞きたくなるが、結局そのまま計画通り煙
         突は竣工した。
         母校の出身者の死亡率は高い。私の同級もかなりの人数が他界している。先日同窓の友人に会った時、や
         はり公害のせいじゃないかなと言っていたが確かにそれはあり得なくはないなと思う。この赤白煙突は私
         達の世代には関係なかったかもしれないが、この大工場地帯の真っ正面で、夏など毎日窓を開けっ放しに
         して、工場からの異臭に鼻をつまむようにして授業を受けていたのだから何かしら健康に影響があっても
         そう不思議ではない。
         キリンの通風塔は建て替えで昔の良さはなくなってしまったが、あのメモリアル的存在が残ってくれたの
         はありがたかった(写真の赤白煙突の左下に小さく2本並んで写っているのがそれ。「ハウベ」というの
         が正式名称で取り込む空気の量を調節しているらしい)。
         赤白煙突とキリンの通風塔は、部活動以外なんの面白みもなかった中高時代の視覚的なシンボル。いくら
         面白みのない学生時代とは言え一応青春時代を過ごした土地だ。そんな訳でこの場所から写真を撮ってみ
         た。
         前置きが長くなりすぎたが撮影は写真の下に書いたように EOS M3 とDR Summicron 50mm f2.0 の組
         み合わせ。初めての試みだがかなり満足の行く写りだった。ライカらしい線の細い描写、ズミクロンらし
         い生真面目な写りがよく反映されているように思った。
        

         160111m3sumIMG_0523.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         水面を1羽の鵜がのんびり(泳ぐと言う表現で良いのかわからないが)泳いでいた。



         160111m3sumIMG_0527.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         橋から反対側を見る。


         恵比須町には昭和電工の工場がある。工場設備の規模は大きくないがだいぶ古びてきていて撮影は楽しい。


160111m3sumIMG_0534.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2



160111m3sumIMG_0548.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2



160111m3sumIMG_0549.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2



160111m3sumIMG_0550.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2



          160111m3sumIMG_0558.jpg
          EOS M3/DR Summicron 50mm F2



160111m3sumIMG_0563.jpg
          EOS M3/DR Summicron 50mm F2



160111m3sumIMG_0582.jpg
          EOS M3/DR Summicron 50mm F2



160111ep5angP1110008.jpg
         OLYMPUS PEN E-P5 P.Angenieux Paris 25mm F0.95
         この1枚はアンジェニューで撮った。門扉の上に並ぶ鋭利な刺の列がむき出しにする敵意も、大口径アン
         ジェニューの「開放の魔法」が和らげてしまったかに見える。



160111m3sumIMG_0605.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         バラ線は子供の頃にはどこの空き地にもつきもので、それをくぐって移動する時にはよく引っ掛けて怪我
         したり、衣服を破いてしまったりしたものだ。家に帰ると破傷風になると叱られた。昭和中期の情景を思
         い出そうとする時、錆びたバラ線は私にとって重要なエレメントの一つである。
         


160111m3sumIMG_0609.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         昭和電工の横を海に向かって歩いて行くと鉄のフェンスで行き止まりになる。フェンスの隙間から見ると、
         雲間から差し込んだ光がベイブリッジ手前の鉛色の海面に一条の線を引いていた。



160111m3sumIMG_0618.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         これは海上に浮遊している施設を固定しておくアンカー(多分)。この鉄の錨の下部は大きなコンクリー
         トブロックで固められている。通常の錨のように海底に引っ掛けて固定するのではなく、ブロックの重み
         で固定するのだろう。



         160111m3sumIMG_0623.jpg
         EOS M3/DR Summicron 50mm F2
         近づいて広角レンズで全体を撮りたいと思ったが、さすがにこれでは無理である。





  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

         10日は一人でNHKホールにN響を聞きに行った。指揮は山田和樹で後半のペトルーシュカはかなり良か
         った。
         ちょうどキャノンのミラーレス用のライカMレンズアダプターが届いた所だったので、EOS M3にそのア
         ダプターをつけ、さらにL/Mリングを噛ませて Elmar 5cm F3.5を取り付けて持って行った。今までデジ
         カメでElmar を使う時はM4/3で撮っていたので 100mm換算となってスナップ撮影にはちょっと使い
         づらかったが、APSCサイズの EOS M3 だとおよそ80mm弱換算となるので窮屈さもだいぶ和らいだ気が
         した。 
         M3とElmarの相性はこれらの写真だけではなんとも言えないかもしれないが私は悪くないように思う。


         
         公園通りの『ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ』 エントランス周りのクロムメッキがピンク
         がかって見えるがどうやってこんな色を出すのだろう?



         160110m3elmIMG_0455.jpg



160110m3elmIMG_0459.jpg
         加藤ミリヤの新作CD宣伝トラック。この人の歌をたまたまカーラジオで聞いたが面白かった。
         この時期の斜光はけっこうきつい。こんなシーンはハイコントラストなレンズで撮ると明暗差が激しくな
         り過ぎてしまうものだが、軟調なエルマーだとそこそこ落ち着いた感じになる。
         


         160110m3elmIMG_0469.jpg
         国立競技場第二体育館。勿論東京オリンピックの年1964年竣工。あと4年経つとまた東京でオリンピック
         が開催されるらしい。先の東京オリンピックの時は子供ながらだいぶ感動したものだが、56年ぶりの今度
         の東京オリンピックはどうなるのだろう。世界情勢が気がかりである。



160110m3elmIMG_0471.jpg




         160110m3elmIMG_0488.jpg
         3時から始まったコンサートだったが終わってみればさすがに黄昏時。NHKのビルが残照に浮かび上がっ
         て美しかった。



160110m3elmIMG_0490.jpg
         公園通りを反れて横道に入るとフレンチトーストのお店があった。ハンサムな外人さんが働いていた。



         160110m3elmIMG_0495.jpg
         お猿とバナナのディスプレイが目を引く。




160110m3elmIMG_0500.jpg




160110m3elmIMG_0501.jpg
         写真を撮りながら歩いたので宮下公園まで下りてくる頃にはすっかり暗くなってしまった。




  1. 日記
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

            160105em5P1050263.jpg
        佐助稲荷を後にし、鎌倉駅近くの「勝烈庵」で腹ごしらえした。勝烈庵は馬車道本店、横浜駅周辺の2店舗と
        合わせて4店舗に行った事があるが、この鎌倉店が一番美味しいように思う。店内には棟方志功の版画が何枚
        か飾られていて、この写真の『シカゴの女』も、別の壁に掛けられているお釈迦様が生まれて「天上天下唯我
        独尊」とやっているところもなかなかいい。
        

      160105em5P1050280.jpg
        普段は浄明寺の方で陶器等の小物のショップをやっている知人が、期間限定で小町通りの某作家のギャラリー
        内に出店しているというのでそこに寄ってから鎌倉近代美術館に向かった。
        小町通りは5日というのにすごい人出で驚いたが、知らないうちにまた色々なお店ができていた。この写真の
        ように洒落たカフェもある。ふと昔の鎌倉彫りのお店や骨董品店が並んでいた頃の事を思い出した。
        


160105em5P1050282.jpg
        鎌倉近代美術館は日本で最初の公営近代美術館。建築はル・コルビジェの弟子である坂倉準三の設計で日本の
        モダン建築黎明期の代表的作品。若い頃、蓮池の向こうに建つこの建物を見ていたく感心したものだ。
        周知の通り今月末で閉館となるが、建物の取り壊しは各方面からの働きかけで免れたようである。
        写真は美術館の北側の壁。この一場面だけ見ても大谷石と鉄骨の組み合わせの妙が心に響く。
        


160105em5P1050289.jpg
        2階から中庭を見下ろす。こんなに狭かったかなと思うが、建物自体がそう大きなものではないので絶妙なバ
        ランスなのかもしれない。



160105em5P1050293.jpg
        坂倉準三のデザインした家具類。モダンデザインながらおおらかさを感じる風貌で素材からくる暖かみもある。


      160105em5P1050298.jpg
        木内克(きのうち よし)の彫刻。彼の作品は絵画も含めて力強さと健全なエロスに満ちあふれていて大好き
        だ。自宅の近所のおそば屋さん(山森蕎麦店)にも木内克のドローイングが飾ってあるのだが、馬にまたがっ
        た裸婦が天空に腕を差し上げているその絵がなかなかいい。いつも感心して眺めている。実は今日その蕎麦屋
        に行ったのでその絵の写真を撮らせてもらおうと思っていたのだが、蕎麦が美味しすぎてすっかり忘れてしま
        った。


      160105em5P1050324.jpg
        鎌倉近代美術館と言えば蓮池と建物とのコラボが最高だったのだが、何故か今は池の蓮はすっかり刈り取られ
        てしまっている。この美術館を訪れる時、まず蓮池の向こうに静かな佇まいを見せる建築を楽しみ、入館して
        展示物を鑑賞した後テラスに出て池を眺めるというストーリーがなんとも良かった。そう言えば今急に思い出
        したがその様子が夢に出てきた事さえあった。
        この日もテラスに多くの人が出てきては、光溢れる空間を楽しみつつ名残を惜しんでいるようだった。
        池からの反射光が張り出した天井に光の模様を映し出す・・・心憎い演出だ。その模様の千変万化を楽しみな
        がら、私も心の中でこの美術館との別れの言葉を呟いた。
        


160105em5P1050330.jpg
        中庭を取り囲む回廊からガラスブロック越しに中庭を見る。中央に置かれた彫刻に乗って記念撮影している人
        がいた。



    160105em5P1050341.jpg 160105em5P1050338.jpg
        小町通りの中程から線路の方に折れて行った所に刀工の正宗さんがある。この日はまだお休みだった。続き棟
        にはカフェが出来ていてびっくり。カフェの外には鳥居があって神様が祀られている。刀鍛冶は神事という事
        なのであろう。正宗さんは鍛冶技術を生かして工芸もやられている。以前ガーデン用の椅子とテーブルのセッ
        トをお願いして作ってもらった事がある。

    160105em5P1050368.jpg 160105em5P1050415.jpg
        カフェに入ってショートケーキのセットを頂いた。



160105em5P1050398.jpg
        店内の様子。



160105em5P1050414.jpg
        窓辺の席に座って道行く人を眺めていた。歩き回って疲れた後にカフェでスイーツを食べながらまったりする
        のはやはり最高だ。



160105em5P1050360.jpg
        被写界深度を浅くしてハイキー気味に撮ってみる。手前のアロマボトルが生き生きとしてくる。

        以上撮影は全て OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO







  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

        昨夜からの雪も雨に変わり、道はぐずぐずのシャーベット状の水で覆われた状態。家の前だけ簡単な雪かきを
        終え、今はコーヒーを飲んでゆったりしている。さて、会社に行ったものか、それとも自宅で仕事をするか、
        今は迷いながら記事をアップしてる。

        久しぶりの雪。オリンパスペンにアンジェニューをつけて開放 f 0.95で撮ってみた。
        OLYMPUS PEN E-P5 P.Angenieux Paris 25mm F0.95





160118ep5angP1180046_1.jpg



160118ep5angP1180062_1.jpg





  1. 日記
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

        銭洗弁天に初詣に行った時には、時間と気力があればたいがい近所にある佐助稲荷にもお参りする事にしてい
        る。
        佐助稲荷の起源はよくわかっていないらしいが、鎌倉幕府が開かれた頃源頼朝によって再建されている。理由
        は頼朝が平清盛によって伊豆に流されていた時に、夢枕に現れた老翁が自分は鎌倉にある稲荷神だと名乗り、
        頼朝に挙兵を促した事によるという。ちょっと依怙贔屓な気もするが、神などという物はだいたいそんなもの
        だ。寂しい山中の小さな祠でしかないお稲荷様が天下転覆の挙兵を促しにわざわざ夢枕に現れてくれたのだか
        ら、頼朝はこの神様によほど感謝しないといけないなと思う。実際平家を討伐して後、この地を訪れた頼朝は
        「ここがかの老翁の隠れ家か」と言って社を建てさせたのだそうだ。
        ともあれ、稲荷というものは真っ赤な鳥居と幟が続く参道をくぐって進む、という、楽ではあるが明らかに禊
        (みそぎ)ととれる儀式を経て神様の所に至る訳で、それだけに奥に鎮座する神様はいかにも霊験もありそう
        だし、ご利益も期待できそうな気がしてくるものだ。因にこの佐助稲荷は出世運、仕事運アップが売りらしい
        ので、私のような年寄りでなく、野心ある若い人にお参りしてもらったら良いと思う。


      160105em5_85P1050130.jpg
        参道は緩い上り坂で最後に急な階段がある。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



      160105em5_85P1050157.jpg
        最後の階段下のお狐様。木漏れ日がちょうどいい具合に後ろから射していて、それを画面のどこに入れるか迷
        った。何枚か撮ってみたがこれが一番ましだった。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



160105em5_85P1050148.jpg
        上の写真のお狐様の足元に置かれた小さいお狐様。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



      160105em5_85P1050163.jpg
        最後の階段を上ると拝殿の前に出る。山中のひっそりとしたお堂だ。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
        


      160105em5P1050188.jpg
        拝殿の向かいの小さな祠にもお狐様が一杯。「狐オペラの始まり始まり〜」みたいで可愛らしい。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



160105em5_85P1050177.jpg
        お狐様の奉納の仕方にも色々ある。このように岩の上にそっと寝かせてあるものも多い。下のお狐様は落ち葉
        にくるまれて気持ち良さそうだ。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



160105em5P1050195.jpg
        境内の地図の説明によるとこの辺りは「古い稲荷群」という事になっている。確かに古びた石のお狐様や祠が
        いくつも見られて興味深い。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



      160105em5P1050216.jpg
        かなり美人のお母さん狐と子狐。子狐を抱いた母狐というのもお稲荷さんの定番だ。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



160105em5P1050219.jpg
        古い稲荷群からさらに少し登った所にある「御塚」。この場所は拝殿が出来るより前から祠が祀られていた最
        も古くからある祭場らしい。私達が着いた時、鳥居の手前で女性カメラマンが撮影中だった。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
        


160105em5P1050238.jpg
        拝殿の裏手にある本殿には奉納されたお狐様がずらりと並んでいる。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



160105em5P1050239.jpg
        同上。少しアップで。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO




  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:6
  4. [ edit ]

        1月5日は鎌倉の銭洗弁天に初詣に行って来た。三賀日は過ぎているしさすがに身動きできないほどの人出で
        はなかったが、それでもまだまだ充分賑やかだった。
        結婚して以来初詣と言えば近所の神社を除けばこの銭洗弁天と決めている。頼朝の夢のお告げで発見された泉
        に祠を祀ったのが始まりというが、四囲を岩壁に囲まれたこの泉は確かに不思議な霊気を感じる場所で、いか
        にも夢のお告げという言い伝えがふさわしく思える。
        場所の妙もあるが、洞窟をくぐって泉湧く境内に入り、さらに奥の洞窟の中の泉で笊に入れたお金に柄杓で水
        をかけて洗うという、この神社ならではのお参りの儀式が楽しい。さらに市杵島姫命が祀られた本宮、弁財天
        の奧宮、龍神の上之水神宮と下之水神宮、おまけに七福神まであって境内は神様でいっぱいだ。
        私はだいたい本宮と上之水神宮の二社にだけお参りする事にしている。
        






160105em5P1050030.jpg




      160105em5P1050036.jpg
        社務所前の香炉。兄妹が線香を立てる親の仕草を見ていたが、すっくと立った少年の姿勢と眼差しに美しさを
        感じた。


160105em5P1050047.jpg
        洞窟内の弁財天の祠。左手が銭洗い場である。



160105em5P1050064.jpg
        上之水神宮横の泉。今でもこんこんと水が湧き出ているが本当に湧き水なのだろうか?
        


      160105em5P1050059.jpg
        上之水神宮。ここはこの神社の境内の中でも本当に心が清められるようなパワースポットだと思う。



      160105em5P1050100.jpg



160105em5P1050085.jpg
        下之水神宮。池には沢山金魚や鯉が泳いでいる。何年か前から鳥よけのてぐすが張り巡らされてしまったのが
        残念だ。



160105em5P1050107.jpg
        下之水神宮のお社。ぼんやり御鏡が見えている。鈴を鳴らす綱は網で巻かれている。家内は龍神の鱗を象った
        のではと言っていたがどうだろう。



160105em5P1050119.jpg
        洞窟を出口に向かう。この隧道は戦前は無かったらしい。それまでは茶屋の方にある細道が参道だったそうだ。



      160105em5P1050124.jpg
        鎌倉でもこんな門構えの家は少なくなってきた。いつかはなくなってしまうかもしれないと思うと寂しい。

           以上撮影は全て OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO





  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:10
  4. [ edit ]

        前回の続き。記念艦「三笠」の見学の後、食事をしに横須賀中央駅まで歩いてみた。駅周辺には新しい商業施
        設もできずいぶんきれいになっていたが、駅裏の路地に入ると随所に昭和の遺物が残っていて興味深かった。
        同行のmiroriさんと、kazenohaneさん(CLICK)の探されている昭和の風景の話等しながら歩いた。



160102ep5P1020105.jpg
        もう1枚だけ三笠艦内の写真を貼っておく。長官寝室に置かれているデスクとチェアーだ。デスクの上には和
        服姿の東郷の写真が飾られていた。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
        


     160102ep5P1020260.jpg
        路地に入って狭い階段を見上げると面白い看板が目についた。タトゥーショップのようだ。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



      160102ep5P1020262.jpg
        cafe antiques「月印」と書いてある。元は美容院だったらしく昔懐かしい「パーマ」の赤字が残っていた。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



      160102ep5P1020263.jpg
        正に昭和中期の景色。私の住んでいた横浜の下町もおよそこんな感じの場所だった。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


 
      160102ep5P1020268.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



160102ep5P1020266.jpg
        この窓など私が子供の頃暮らしていた家の台所の窓そのものだ。型板ガラスの種類から建具の木枠のパターン
        や面の取り方まで同じだったような気がする。私の家の窓にはテントの代わりに軒があり、窓の下には畳二畳
        分ほどの石炭置き場があった。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102ep5P1020273.jpg
        ケバブと大衆酒場が合体している?
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102em5P1020073.jpg
        商店街の一角にファッサードを銅で張った家があった。以前は私の自宅近くにもこの手の家がよくあったが今
        は見られなくなってしまった。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

160102em5P1020076.jpg
        食事を済ませ駐車場に戻ってみると懐かしい「ロータス・ヨーロッパ」がずらりと並んでいてびっくりした。
        この車も、そういえば昭和のシンボルの一つかもしれない(一番奥の赤い車はエスプリ)。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ /M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン

        今回は時間がなくてあまり深入りできなかったが、多くの米軍関係者が行き交い、一種独特のアウェイ感のよ
        うな空気を感じさせる横須賀。またの機会に是非ゆっくり訪れてみたくなった。
        白状すれば、かつて三笠の艦上にあったという「キャバレー・トーゴー」や、艦内にあったという怪しげなカ
        フェにも行ってみたかった気がする。





  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:6
  4. [ edit ]

        前回の続きで、今回は記念艦「三笠」の主にインテリアとディティールの写真。
        前回の記事の冒頭で紹介したように、1950年代の三笠の状況は大変悲惨なものだった。主な装備品はほと
        んど全て取り外され、戦艦としては丸裸に近い状態だった。それを復元するにあたっては幾つかの幸運があっ
        た。
        チェスター・ニミッツ元帥の個人的寄付に始まり、ニミッツのアメリカ海軍への働きかけにより廃艦の決まっ
        ていた揚陸艦を日本に寄付させ、そのスクラップ利益約三千万円が復元費となった。また1959年に日本に
        おいて解体されたチリ船籍の軍艦アルミランテ・ラトーレの部品がチリ政府から寄贈された。この艦は三笠よ
        り10年遅れてイギリスで建造された物だが、共通する部品も多かったようだ。また戦後備品を持ち去った米
        兵からの返還もあり、昨年にはなんと艦旗の返還があったそうである。
        そんな訳でどこがオリジナルでどこが復元されたレプリカなのか分かりにくいが、というかオリジナルはあま
        り残っていないと思った方が良いのだが、それでもあの有様だったものをなんとかここまでにしたのだから、
        関係各位の努力のほどが十二分に伝わってくる。


160102ep5P1020006.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



      160102_85P1020054.jpg
        ブリッジ内のこれらの機器はオリジナルらしい。ピカピカに磨き上げられていた。
        OLYMPUS PEN E-P5 / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT


160102ep5P1020114.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


      160102em5P1020058.jpg
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ /M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン

        


      160102ep5P1020099.jpg
        長官浴室。猫足のバスタブやビューロー型の洗面台が置かれている。洗面台は蓋を閉じると洗面ボールの水が
        流れ落ちる仕組みのようだ。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102em5P1020043.jpg
        洗面器のアップ。真鍮製で錫(推定)メッキが施された美しい物だった。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ /M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン



160102ep5P1020132.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


      160102ep5P1020127.jpg
        マホガニー製のストーブ付き飾り棚。凝った作りになっている。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


      160102ep5P1020119.jpg
        最後尾からメインマストを見上げる。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102ep5P1020144.jpg
        船舶の配膳室は食器の固定に工夫が凝らされていて面白い。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


      160102ep5P1020235.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

        
160102ep5P1020073.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102ep5P1020166.jpg
        中央展示室の外の廊下にはガラスケースが並んでいて、空母「赤城」戦艦「大和」始め太平洋戦争の時の連合
        艦隊の軍艦模型がずらりと並べられていた。この全て、そして多くの商船のほとんどが沈没したのだから、今
        更ながら太平洋戦争が大変な戦争だったという事がよくわかる。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102ep5P1020163.jpg
        灰色に塗られた軍艦模型群の中で一つだけ、白塗りの艦船が異彩を放っている。ラベルを見るまでもなく、す
        ぐに病院船「氷川丸」だと気がついた。無性に嬉しかった。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


160102ep5P1020174.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


      160102ep5P1020226.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

        今更私が書く事ではないかもしれないが、日本海海戦の結果は歴史的に大変大きな意味を持つ事となった。
        ロシアの極東での勢力が弱まり、アジア全体に大きな自信を与え、フィンランドやポーランドの独立を促し、
        そしてやがて太平洋戦争を招く事になる。
        歴史に仮定は無意味だが、日本海海戦で日本が負けていたら、世界地図は今とはだいぶ違っていただろう。
        記念艦「三笠」は改めてその事を教えてくれた気がする。
        記念艦として再スタートしたのが昭和36年の事なので資料の展示方法もだいぶ時代遅れになっていると思う
        が、少しでも多くの方々に訪れて頂きたい記念艦であった。


  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:4
  4. [ edit ]

        2日、midoriさん(CLICK)と横須賀に行ってきた。
        目的は記念艦「三笠」の見学と撮影。年末に企画した氷川丸の撮影会にmidoriさんがおこしになれなかったの
        で最初は氷川丸と思ったが、三賀日の間ははお休みだったので思い切って横須賀まで足を伸ばしてみた。
        そう遠くない所に住みながら私は今まで一度も三笠を訪れた事がない。1925年以降記念艦として保存され
        ていたものの、その後現在の姿に至るまでの紆余曲折を思うと日本人としてはいささか赤面せざるを得ない事
        情もある。
        ご存じない方もいらっしゃろうかと思うのでかいつまんで書いておくと、まず太平洋戦争後にはソ連側の要求
        で解体の危機。ロシアを破った海軍の旗艦を保存するなどもっての外という訳だ。それはアメリカ軍部の反対
        で回避されたが、その後横須賀市から民間に管理が委ねられるやマスト等が撤去され、艦内には米兵相手の風
        俗営業店やらカフェができ、艦上にはダンスホール「キャバレー・トーゴー」や水族館が作られる始末。さら
        に朝鮮戦争時には取り外せそうな金属や木材は悉く売り払われてしまった。その後遊興施設としても客足が遠
        のき、三笠は錆びた鉄屑と成り果てていた。
        そんな惨状を救うきっかけとなったのがイギリス人 ジョン・S・ルービン氏であり、アメリカ軍人のチェスタ
        ー・ニミッツ提督だった。ルービン氏はイギリス人貿易商で、三笠が建造されたイギリス西海岸バーロー港で
        商売をされていた人物。戦後来日時に三笠を訪れ、そのありさまに憤慨してジャパン・タイムズに思いの丈を
        寄稿するが、これが海外にも大きな反響をもたらした。
        ニミッツ提督に関しては何も言う必要がないと思うが、彼は東郷平八郎と面識があり、東郷を敬愛していたよ
        うである。三笠に関する著作を著しその印税を三笠の保存のために寄付する等して、復元への気運を高めるの
        に貢献した。
        細かい経緯はネット上にも様々な記述があるので参照されたい。
        ウィキペディアにも三笠(戦艦)というタイトルで記述がある。それ以外にも探せばいくらでもあると思うが
        記念艦三笠とニミッツ提督(CLICK)  「三笠」復元50周年(CLICK) などに上手くまとめられていた。


     kouhai.jpg
        上はネットでよく目にする遊興施設となった時代の三笠の写真であるが、これを見るとルービン氏がジャパン
        ・タイムズの記事で日本人を「忘恩で無自覚」と罵った気持ちがよくわかる。ただ、日本の太平洋戦争後の状
        況を思えば無理からぬ面もあろう。


      
        「三笠」がセメントで固めてある三笠公園に着いてみるといきなり三笠を背景に立つ東郷平八郎の大きなブロ
        ンズ像に見下ろされ、ちょっと居心地が悪くなった。像があまりに毒々しい緑青色に塗り込めてあったので白
        黒に変換。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ /M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン


160102ep5P1020256.jpg
        記念艦「三笠」を船尾方向から望む。1枚目の写真と比べてみるとよくここまで復元したものだと感心してし
        まう。
        OLYMPUS PEN E-P5/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


      160102ep5P1020248.jpg
        舷側からたくさん砲身が突き出た様子は帆船時代の戦艦を想起させる。
        OLYMPUS PEN E-P5 /M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



150102em5P1020065.jpg
        フォアマストに掲げられた「Z旗」信号旗としてはアルファベットの「Z」の意味の他、単体で用いられた場
        合は「曳船要請」の意味があるらしい。しかし、イギリスに長く留学していた東郷平八郎はトラファルガー海
        戦の際にネルソン提督が艦隊を鼓舞するために送った信号旗の文言
       「England expects that every man will do his duty」になぞらえて、このZ旗に
       「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」との意味を込めて掲揚したと言われる。アルファベット
        の最後の1文字に「ここで負けたら後がない」という思いを込めた訳である。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ /M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO /テレコン


      160102ep5P1020059.jpg
        虚空に向けられた甲板の小型砲。これらは恐らく廃艦の決まっていた外国籍の戦艦からの移設だと思われる。
        仰角の調整などを体験できるようになっている。
        OLYMPUS PEN E-P5 / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



      160102ep5P1020051.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5 / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



160102ep5P1020010.jpg
        ディ−ゼル以前のスチームシップだけに三笠のベンチレーターや煙突は巨大だ。
        OLYMPUS PEN E-P5 /M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



      160102ep5P1020038.jpg
        主砲と前部甲板。主砲ももちろんレプリカ。ただ錨と揚錨機は鎖を含めてオリジナルが残されていたそうであ
        る。
        OLYMPUS PEN E-P5 /M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
        
 

160102_85P1020213.jpg
        前部主砲の横で海上を撮影中のmidoriさん。
        OLYMPUS PEN E-P5 / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
 


160102ep5_85P1020183.jpg
        真下から主砲を見上げる。この砲身はコンクリート製だ。
        OLYMPUS PEN E-P5 / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



      160102_85P1020199.jpg
        OLYMPUS PEN E-P5 / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT


                                               ・・・続く

  1. 風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:6
  4. [ edit ]

        お雑煮やおせちを頂いてから、いつも蝶を見に行く近所の駐車場に行ってみると比較的きれいなヒメアカタテ
        ハがいて、ランタナ等数種類の花で吸蜜したり日向ぼっこをしたりして楽しませてくれた。
        ヤマトシジミも見かけたがこちらはすぐに崖の上の方に飛んで行って蔦やランタナの茂みに潜り込んでしまい
        出て来なくなった。
        せっかくの越年ヤマトシジミを撮影できなかったのは残念だが、1月のヤマトシジミは久しぶりだったのでと
        ても嬉しかった。前回自宅付近で越年ヤマトシジミを見たのは2011年1月9日。ヤマトシジミの確認とし
        ては遅い方だと思ったので同日の拙ブログ記事(CLICK)に写真を掲載したが、今年は各所からそれより遅い
        確認の便りが聞こえてきそうな気がする。


       160101em5P1010023.jpg







160101em5P1010538.jpg



160101em5P1010496.jpg



160101em5P1010869.jpg


                OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ /M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO





  1. / trackback:0
  2. / comment:26
  3. [ edit ]

        明けましておめでとうございます。
        昨年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

        昨夜はテレビで東急ジルベスターコンサートを見て、シルヴィ・ギエム 50歳のラストステージに感動 !
        見逃された方は拙ブログの昨年3月27日の記事(CLICK)で同じプログラム(ボレロ)の動画を紹介しているの
        で是非ご覧下さい。
        その後も夜更かししていたら自宅から車で10分ほどの所に初日の出の撮影に行くつもりが寝過ごしてしまい目
        が覚めたら6時40分。日の出は6時50分だからさすがに間に合わない。
        仕方ないので急いで着替えて家のそばで初日の出を迎えた。
        最初に行くつもりだった場所からの日の出はここ数年見ていないので残念だが、とても良い日の出スポットなの
        で、興味のある方は2012年1月8日の記事(CLICK)に動画を含めてアップしてあるのでご覧下さい。





       
        さて、今年がどんな年になるのかは知らないが、何にしてもお手柔らかにお願いしたいものだとお日様に祈った。
        2016年が皆様にとって良き年となりますように !   naoggio (ナオッジオ)
        






  1. 日記
  2. / trackback:0
  3. / comment:12
  4. [ edit ]

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY

プロフィール

naoggio

Author:naoggio
青山学院の近くで、オーダー家具のショップをやっています。
このブログでは仕事と関係ない趣味の写真を中心に、日々の出来ごとや思い出など書いて行こうと思います。
家具に興味をお持ちの方は、リンクトップの「order furniture standards」の方にも、是非遊びにいらして下さい。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

« 2016 01  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -