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日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

          だいぶ遡って10月17日、六本木の南部坂近くに用事があって出かけた際、久国(ひさくに)神社とい
         う小さな神社を訪れた。近隣には日枝神社や赤坂氷川神社などの大きな神社があるのでわざわざここを訪れ
         る人も少ないと思われるが、勧進年代不詳の古い神社でもともとは現皇居のある千代田村の紅葉という所に
         あったらしい。

          太田道灌が江戸城築城に際しその鎮護として溜池に遷し、鎌倉時代の名工粟田口久国作の刀を奉納したこ
         とから久国稲荷神社と呼ばれるようになった。さらに江戸中期に現在の場所に移転し、今では単に久国神社
         と呼ばれている。久国作の刀は現存するが非公開。是非見てみたいものだが残念である。しかし昨今は日本
         刀ブーム。もしかしたら熱心な刀女達が開かずの扉を開けてくれるかもしれない。

          御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと、古事記では宇迦之御魂神)。穀物の神で古くより女神とされ
         てきた。シュメール神話における「イシュタル」のようなもので、古今東西、豊穣のイメージは女性形とい
         うことのようだ。

         (撮影はiPhone7plus)  

         181017iphoIMG_3145.jpg
         南部坂と呼ばれる坂は都内に2つある。ここと麻布で元祖はこちら。名前の起こりは江戸初期に南部藩の屋
         敷があったことによるが、急坂のため後に「難歩坂」と書かれたこともあったようだ。
         1656年に麻布にあった浅野家の下屋敷とここにあった南部屋敷の入れ替えがあり、南部屋敷が移った先
         にあった坂がやはり南部坂と呼ばれるようになったのが麻布の南部坂の始まりである。
         
         赤坂の南部坂は『忠臣蔵』の名場面「南部坂雪の別れ」の舞台として有名であるが、この話自体はフィクシ
         ョンである。また写真の石垣の上ははアメリカ大使館の官舎で立ち入りはできない。地図で見てみるとかな
         り広大な面積である。
       



         181017ipho_1IMG_3151.jpg
         六本木という立地だから山側のアメリカ大使館の方には樹々も見えるものの石段の上から見下ろすとビルば
         かり。短い参道の傍に瓦屋根の蔵が建っている。




         181017iphoIMG_3154.jpg
         小さいながらもなかなか雰囲気のよい拝殿。左奥は猿田彦神社。




         181017iphoIMG_3155.jpg
         正面の額は勝海舟の書らしいがよく見えなかった。




         181017iphoIMG_3161.jpg
         赤いパンプスの女性が石段に腰掛けてでずっとスマホと対話していた。







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Author:naoggio
横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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