主に蝶の写真を中心にアップします。

naoggio写真日記

        銭洗弁天に初詣に行った時には、時間と気力があればたいがい近所にある佐助稲荷にもお参りする事にしてい
        る。
        佐助稲荷の起源はよくわかっていないらしいが、鎌倉幕府が開かれた頃源頼朝によって再建されている。理由
        は頼朝が平清盛によって伊豆に流されていた時に、夢枕に現れた老翁が自分は鎌倉にある稲荷神だと名乗り、
        頼朝に挙兵を促した事によるという。ちょっと依怙贔屓な気もするが、神などという物はだいたいそんなもの
        だ。寂しい山中の小さな祠でしかないお稲荷様が天下転覆の挙兵を促しにわざわざ夢枕に現れてくれたのだか
        ら、頼朝はこの神様によほど感謝しないといけないなと思う。実際平家を討伐して後、この地を訪れた頼朝は
        「ここがかの老翁の隠れ家か」と言って社を建てさせたのだそうだ。
        ともあれ、稲荷というものは真っ赤な鳥居と幟が続く参道をくぐって進む、という、楽ではあるが明らかに禊
        (みそぎ)ととれる儀式を経て神様の所に至る訳で、それだけに奥に鎮座する神様はいかにも霊験もありそう
        だし、ご利益も期待できそうな気がしてくるものだ。因にこの佐助稲荷は出世運、仕事運アップが売りらしい
        ので、私のような年寄りでなく、野心ある若い人にお参りしてもらったら良いと思う。


      160105em5_85P1050130.jpg
        参道は緩い上り坂で最後に急な階段がある。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



      160105em5_85P1050157.jpg
        最後の階段下のお狐様。木漏れ日がちょうどいい具合に後ろから射していて、それを画面のどこに入れるか迷
        った。何枚か撮ってみたがこれが一番ましだった。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



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        上の写真のお狐様の足元に置かれた小さいお狐様。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



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        最後の階段を上ると拝殿の前に出る。山中のひっそりとしたお堂だ。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
        


      160105em5P1050188.jpg
        拝殿の向かいの小さな祠にもお狐様が一杯。「狐オペラの始まり始まり〜」みたいで可愛らしい。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



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        お狐様の奉納の仕方にも色々ある。このように岩の上にそっと寝かせてあるものも多い。下のお狐様は落ち葉
        にくるまれて気持ち良さそうだ。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT



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        境内の地図の説明によるとこの辺りは「古い稲荷群」という事になっている。確かに古びた石のお狐様や祠が
        いくつも見られて興味深い。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



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        かなり美人のお母さん狐と子狐。子狐を抱いた母狐というのもお稲荷さんの定番だ。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



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        古い稲荷群からさらに少し登った所にある「御塚」。この場所は拝殿が出来るより前から祠が祀られていた最
        も古くからある祭場らしい。私達が着いた時、鳥居の手前で女性カメラマンが撮影中だった。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
        


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        拝殿の裏手にある本殿には奉納されたお狐様がずらりと並んでいる。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



160105em5P1050239.jpg
        同上。少しアップで。
        OLYMPUS OMD E-M5 MKⅡ / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO



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  1. 風景
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佐助稲荷

  1. 2016/01/16(土) 20:22:11 |
  2. URL |
  3. kazenohane
  4. [ edit ]
こんばんは。
逆光の狐像、こんな写真が大好きです。
それにしても、すざましい数の奉納されたお狐さま群ですね。
よく見ると招き猫のように右手上げと左手上げがありますね。
両方で一対になっているのかな?
興味深いのは、岩で作られた親子狐の像です。
苔が生え、一部が破損したりして相当に古い時代のものですね。
ちゃっかり、美しい若い女性が画面に登場していますね(^^♪

  1. 2016/01/17(日) 00:53:17 |
  2. URL |
  3. Akakokko
  4. [ edit ]
なんともゾックとさせるような写真ですね。
最後の写真の暗い感じがなんとも魂を吸い取られそうな感じです。

Re: 佐助稲荷

  1. 2016/01/17(日) 14:18:18 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> kazenohane さん
ありがとうございます。逆光の写真はちょっと狙い過ぎかと思いましたが安心しました。
このお稲荷さんはほんの小さいものですが、それだけに奉納されたキツネ密度は半端ないです。
さすがによく観察されていますね。お狐様は宝珠を咥えたものと祝詞を咥えたものの2体が1セットという事になっています。
でも小さい陶器のお狐様では見分けがつきません。
石造りのお狐様にはかなり古いものもあり、どちらかというと古いものの方が秀逸に見えますね。
坂道の上の鳥居の前に突然女性が目に入ったのでなんだかザワッとしました。お狐様の化身かもです(笑)。

Re: タイトルなし

  1. 2016/01/17(日) 15:02:48 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> Akakokko さん
そうですね。お稲荷さんというのはこの不気味さが魅力でしょうか。
豊川稲荷や穴守稲荷のような大きな稲荷もいいですが、不気味さではこのような山中の稲荷の方が勝っているかもしれません。
最後の写真はわざとアンダーで撮ってみました。
たくさんの狐に見入られるとその視線に飲み込まれて行くような錯覚を覚えます。
でもそんな瞬間がお稲荷様と心を通わせられる時なのかなと思います。

  1. 2016/01/17(日) 22:00:22 |
  2. URL |
  3. Sippo☆
  4. [ edit ]
数に仰天しました・・・
でも、なんだろう
色のせいかな?
なんだか、みんな可愛らしく
招き猫のようにも見えてしまった私です^^
拍手☆

Re: タイトルなし

  1. 2016/01/18(月) 10:42:00 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>Sippo☆ さん
このお稲荷さんでは色々な場所にお狐様を奉納してあります。
ゆっくり見ていると、それを置いた人の願いと慈しみが伝わってくるような気がします。
陶器の人形にしか過ぎないのですが、何か生き物に対する優しさみたいなものまで伝わってくる気がするのです。
「可愛らしく見える」というお言葉は、それを端的に表現したみたいで嬉しいですね。

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青山学院の近くで、オーダー家具のショップをやっています。
このブログでは仕事と関係ない趣味の写真を中心に、日々の出来ごとや思い出など書いて行こうと思います。
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