主に蝶の写真を中心にアップします。

naoggio写真日記

         木曽地方にキマダラルリツバメの撮影に行って来た。この地域のキマダラルリツバメとは相性が悪いのか、
         過去2回の遠征ではいずれも天気に祟られて見る事ができなかったが、今回は4カ所の発生地を回って2カ
         所でキマダラルリツバメと巡り合う事ができた。
         関東圏の蝶撮影者はこの蝶の撮影というと福島県に行かれる事が多い。確かに翅表のブルーが大きく広がっ
         た東北地方のキマダラルリツバメは美麗で魅力的だが、長野県南部のキマダラルリツバメは変異も多く興味
         深い撮影対象だと思う。
         個体数は多くはなく、撮影はピンポイント産地をこまめに探し歩くスタイルになる。効率は悪いし採集者も
         多いのでお互いに気遣いながらの撮影になる事もあるが、見つけた時の喜びも大きいので、行かれた事のな
         い方には是非機会を設けて訪れてみて頂きたいと思った。


 
         <OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         朝7時、到着した最初のポイントでビーティングを行うといきなりこの新鮮なメスが飛び出した。最初地面
         に落ちていた枯れたシダの葉に止まったが気温がとても低く動く気配もないのでヒメジョオンの花の上に載
         せてモデルさんになってもらった。
         情報ではこの辺りはいたとしても既に擦れているのではないかという事であったが、採集者の取りこぼしか
         遅れて発生した個体かわからないが新鮮そのもので嬉しかった。ちなみにここではこの個体以外は1頭も見
         る事が出来なかった。


 160626em5P6260044.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>



 160626em5P6260060.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>



 160626em5tP6260017.jpg
         <OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO >
         神社の鳥居を背景に。



 160626ep5P6260121.jpg
         <OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO >



 160626ep5P6260063.jpg
         <OLYMPUS PEN E-P5 / DALLMEYER "SPEED" ANASTIGMAT 1inch f1.5>
         オールドシネレンズでも撮影してみた。撮影を終えてからホスト木の根方に置いて来たが、あれから卵を産
         んでくれたろうか?



 160626em5P6260101.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         別ポイントに移動したがここではキマダラルリツバメを見る事はできなかった。まあ、時間帯が時間帯なの
         で無理もないのだが。代わりにきれいなトラフシジミが飛び出してきて草原に下りた。



 160626ep5P6260223.jpg
         <OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO >
         9時くらいに少し標高の高いポイントに移動した。カシワの疎林も見られる好環境の場所でゼフィルスを探
         してみる。数種類のゼフィルスが見られたが私が撮影できたのはテリ張りしていたジョウザンミドリシジミ
         だけだった。



 160626em5P6260132.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         なんとも微妙な開き方。



 160626ep5P6260229.jpg
         <OLYMPUS PEN E-P5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 >
         草原をかき分けて歩いていたら、少し離れた場所で開翅している個体を発見。



 160626em5P6260156.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         キマダラルリツバメは夕方まで現れそうもないので草原のトンボなどを撮影しながら待つ事に。未同定。
         ・・・でしたが、kayo☆さん(click)が同定して下さいました。ヒメクロサナエだそうです。
         kayo☆さん、どうもありがとうございます。



 160626em5P6260159.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         ゴマダラカミキリ。



 160626em5P6260249.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         曇りがちで気温も低く、キマダラルリツバメが飛ぶには厳しい条件になってきた。だが見ているとたまに日
         が差した時に草原から飛び出した個体がカシワの梢に上ってゆくのが見えたので、天気がもてばテリ張りに
         下りてくるかもしれないと思ってひたすら待つ。そして2時半過ぎ、ようやく1頭のオスを見つけた。



 160626em5P6260352.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         同上開翅。残念ながら擦れた個体だったが、オスの開翅が撮れたので満足。



 160626em5P6260504.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         4時近くになって別個体が現れた。先ほどの個体より少し新鮮そうだ。
         


 160626em5P6260729.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>



 160626em5P6260754.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>



 160626em5P6260551.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ / M.ZUIKO DIGITALED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         超新鮮という訳にはいかなかったが、この辺りとしてはブルーの広がった美しい個体の開翅に遭遇する事が
         できて幸せだった。


         ご同行下さった皆さん、今回も大変お世話になりました。お礼申し上げます。
         また現地でお目にかかった皆さん、旧知の方も初めての方もいらっしゃいましたがおかげ様でとても楽しい
         撮影をする事ができました。本当にありがとうございました。また何処かでお目にかかりましょう。




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  2. / comment:18
  3. [ edit ]

一度は~♪

  1. 2016/06/28(火) 23:05:23 |
  2. URL |
  3. kayo☆
  4. [ edit ]
木曽地方のキマダラルリツバメ、一度は訪れてみたい場所ですe-2
蝶友さんからnaoggioさんとご一緒だったとお聞きしていましたのでブログアップ楽しみにしていましたe-343
到着早々に新鮮美しいモデルさんに出会えて、ひと手間加えてのヒメジョオンでポーズ~とても良いシーンですねe-319
綺麗なジョウザンミドリシジミも嬉しい出会いでしたね、いいな~v-315
草原のトンボはヒメクロサナエ♂ですねv-219

木曽のキマダラルリツバメ

  1. 2016/06/29(水) 00:27:11 |
  2. URL |
  3. kazenohane
  4. [ edit ]
こんばんは。
どちらかというと、私の地元に近い場所ですね。
ここで、こんな素敵な写真が撮れるのに、
東北まで遠征して撮影してくる私は変ですね(笑)
これらの場所も行ったことがない訳ではなく、
撮影できず、採集者がいたりして、嫌気がさして敬遠しています。
それにしても、美しい写真ばかりですね。
見ごたえがありました。

  1. 2016/06/29(水) 07:53:22 |
  2. URL |
  3. ダンダラ
  4. [ edit ]
木曽地方というのはほとんど足を向けたことがないので、興味深く拝見しました。
確かに福島あたりのキマルリに比べればブルーの範囲が若干狭いですね。
少し傷んでいるとはいえ、やはりこのブルーは素晴らしいですね。

  1. 2016/06/29(水) 10:55:53 |
  2. URL |
  3. clossiana
  4. [ edit ]
この頃、naoggioさんの更新の速度が上がって、うかうかしていると置いてきぼりになってしまいそうです。それはともかく一番、すごいなと思いましたのは朝に叩き出しでキマルリを見つけたことです。
有名な某採集家が「この蝶は叩き出しても飛ばない」と本に書いていたからです。何でもとまっているのが見えているのに叩き出しでは飛ばなかったのだそうですよ。多分、naoggioさんには殺気を感じなかったのでしょうね。
↓の野毛山動物園には、その昔はドゥクラングールを見によく行きましたので懐かしかったです。

  1. 2016/06/29(水) 16:01:18 |
  2. URL |
  3. midori
  4. [ edit ]
木曽のキマルリリベンジ成功おめでとうございます。
お腹パンパンなメス個体、とても愛らしく、超きれいですね。
今年は、こちらでメス個体に出会っていないので羨ましいです。
夏型トラフ・ジョウザンも新鮮で美しいー!!
気温が低かったからでしょうか...2時半くらいからテリハリ開始でしたか。
半開翅・全開翅共に撮影できて良かったですね。
いつ見てもいいですね、このブルー...堪りません(*^_^*)。

  1. 2016/06/30(木) 06:46:59 |
  2. URL |
  3. BANYAN
  4. [ edit ]
木曽のキマルリ見てみたいですが難易度高そうです。
神社背景で吸蜜シーンは素晴らしいですね。
最後の雄は十分綺麗ですね。
遅い時間まで撮影しないと開翅を観察するのが難しいので、何人かで行かないと大変ですね。

Re: 一度は~♪

  1. 2016/06/30(木) 07:32:43 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>kayo☆さん
いつも遅レスで恐縮です。
そうでしたか、私の出没情報が・・・ !
狭い世界なので馬鹿なまねはできませんね。気をつけよう(笑)。
木曽のキマルリは色々な雰囲気の場所を訪れられるのでそういう点で楽しいですね。
kayo☆さん達でしたら奈良井宿などの旧街道観光とセットで大いに楽しめると思います。
ジョウザンミドリ、奇麗でした。卍も見られたのですが動きが凄まじくピント合いませんでした。
トンボ同定ありがとうございます。
調べている時間がなくて。早速書き加えておきます。これからも是非よろしくお願い致します。

Re: 木曽のキマダラルリツバメ

  1. 2016/06/30(木) 10:29:15 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> kazenohaneさん
レス遅くなってすみませんでした。
木曽は名古屋や大阪方面の方の方がよくお見えになるようですね。
御一緒させて頂いた名古屋の方が2時間くらいとおっしゃっておいででした。
確かに東北の方が確実性もあり、翅表も派手なので魅力はあるのですが、色々な場所で撮ってみたいという願望もあります。
それにしてもkazenohaneさんが東北までとなるとけっこう遠いですね。でも新幹線を乗り継げば車よりは楽でしょう。
今回は少し時期が遅かったせいか採集の方はあまり見かけませんでした。
300mmを使っていると寄り過ぎ写真が多くなってしまいますがその分迫力は出ますね。

Re: タイトルなし

  1. 2016/06/30(木) 10:37:45 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>ダンダラさん
実は私もそうでした。数年前から年に1〜2度は訪れるようになりましたが、それまではほとんど全く未知の世界。
奈良井宿等の旧街道も見た事がなかったのです。
この地域は伊那谷とはまた違った独特の風情がありますね。いくらか関西的な雰囲気も感じます。
権兵衛峠のトンネルを使えるので伊那インターから1時間くらいで行ける地域ですので機会があれば御一緒しましょう。
キマルリの季節は天気が不安定ですし採集者も多いのでなかなか難しいですがとても楽しい所ですよ。

Re: タイトルなし

  1. 2016/06/30(木) 10:51:25 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> clossiana さん
すみません。会社が忙しくない時はどうしても更新頻度が上がります。
今は忙しくなってしまいさぼりがちになりました。レスも鈍くて申し訳ありません。
朝一番のキマルリは私もびっくりしました。だいたいビーティングで出て来たという経験がなかったもので。
でもSさんのお話ではけっこう出てくる事もあるそうで、認識を改めた次第です。多分朝の気温の低い時が良いのだと思います。
殺気はなかったでしょうね。そもそも出て来ると思っていませんでしたから(笑)。
ドゥクラングール、今は野毛山にはいなくなってしまったようですね。可愛らしいお猿さんですね。
眼差しが涼やかにして色っぽく・・・ズーラシアと金沢にはいるみたいなのでそのうち見に行ってみたいと思います。

Re: タイトルなし

  1. 2016/06/30(木) 10:58:27 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> midori さん
ありがとうございます。3年越しのリベンジ達成となりました。
木曽に行けばmidoriさんみたいにすぐ交尾が撮影できるのだろうと軽く考えて出掛けたはいいものの、
天気やタイミングに恵まれず、とうとう3年経ってしまいました(笑)。
夏型トラフの新鮮個体、とても嬉しかったです。ビーティングの副産物ですがこんなにオレンジがかった色でしたっけ?
何はともあれオスの翅表もゲットできたので良かったです。
次回はもう少し早めの時期を狙ってみたいと思っています。

Re: タイトルなし

  1. 2016/06/30(木) 11:08:18 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> BANYAN さん
木曽地方はもっと行きにくい所と思っていましたが案外近いですね。
ここでのキマルリの撮影は運に左右されがちです。
天候が変わり易い事と採集者が多い事。でも運試しと思って出掛けてみるのも悪くありません。
この日も天気が安定せず、夕方のテリ張りは無理かなあと思った時間帯もありましたが、
夕方になって太陽が出てくれたのでなんとかオスの開翅も撮影する事ができました。
ただ気温が低めのせいか樹上に上がってしまう事が多く、たまたま下りて来てくれた個体を撮影しました。
やはりキマルリは暑〜い所で耐えて撮る蝶なのでしょう。

  1. 2016/06/30(木) 14:27:39 |
  2. URL |
  3. Favonius
  4. [ edit ]
キマルリの美しさを拝見してため息をついてしまいました。
キマルリは来年に持ち越しとなってしまい、アサマ同様にこちらで
じっくりと楽しませて頂きました。
それと、ジョウザンの輝きが強く、何度見ての惚れ惚れする構図です。
撮影するにあたり、適切な状況を見つけるのも腕の内でしょうね。
とても参考になりました。

Re: タイトルなし

  1. 2016/06/30(木) 20:14:13 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>Favoniussさん
キマダラルリツバメは確かに奇麗な蝶だと思います。
日本の蝶の中でも熱帯系の変わり種ですが、何故か日本の風土にもマッチしている気がします。
同じ仲間でも南方のものはもう少しえぐいですよね。
ジョウザンの開翅はもう少し前よりから撮りたいと思って回り込もうとしたら飛ばれてしまいました。
でもおっしゃるようにけっこう輝いて撮れていたので結果オーライという事で。
ラストのキマルリは擦り傷が目立たないように日陰に入った所を狙いました。
私はキマルリ東北でしか撮影した事がなかったので今回はとても嬉しかったです。

青の少ないキマダラルリツバメ

  1. 2016/07/03(日) 18:45:07 |
  2. URL |
  3. ヒメオオ
  4. [ edit ]
福島県会津地方のキマダラルリツバメ雄の表翅
は全体が蒼く輝く個体中心で、
↑のような青が少ない個体は稀なようです。
小さな生き物ですが地域差が面白いですね!

Re: 青の少ないキマダラルリツバメ

  1. 2016/07/03(日) 20:42:09 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>ヒメオオさん
コメントありがとうございます。
はい。東北のキマルリは青が広く、後翅まで大きく広がっていて美麗ですね。
この写真のキマルリは、この地域としてはこれでもけっこう青が広がっている方だと思います。
私は写真しか見た事がありませんが関西や中国地方に行くとさらに青が狭くなる傾向があるようです。
また裏の斑紋の変化がかなりあり、これも地域によって特色、傾向があるようです。
本当に面白いものですね。

  1. 2016/07/04(月) 18:24:21 |
  2. URL |
  3. ka-ko
  4. [ edit ]
木曽のキマルリリベンジオメデトウございます。
我が家も昨年撃沈、今年も違うポイントで姿確認しただけ。
諦めかけながらあのポイントに。
懐かしい方がいらっしやる。俄然元気になりました。
皆さんのお陰で木曽のキマルリ撮影出来ました。
こっそりブログ見てます。
楽しみにしてます。
また何処かでお逢いしたら宜しくお願いします。

Re: タイトルなし

  1. 2016/07/04(月) 21:36:22 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>ka-koさん
ありがとうございます。
当日は大変お世話になりました。お目にかかれて良かったです。
おかげ様で木曽のキマルリ、3度目にしてようやく撮影する事ができました。
個体数がそう多くない上採集者に持っていかれてしまうのでなかなか難しいですが、お互いに結果が出せて本当に良かったですね。
まだまだ夏は続きます。また何処かでお目にかかりましょう。

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プロフィール

naoggio

Author:naoggio
青山学院の近くで、オーダー家具のショップをやっています。
このブログでは仕事と関係ない趣味の写真を中心に、日々の出来ごとや思い出など書いて行こうと思います。
家具に興味をお持ちの方は、リンクトップの「order furniture standards」の方にも、是非遊びにいらして下さい。

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