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日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

            さて、三渓園を訪れるのはいつぶりだろうか。幾つかの景色については最近のことのように鮮明
            に覚えているので、部分的には20年前くらいに歩いたのかもしれない。
            三渓園は大きく分けて、原家が私庭として使っていた内苑と、明治39年から一般に公開された
            外苑に別れるが、肝心な内苑の方はぼんやりとした記憶しかないので、前回来た時には内苑は回
            らなかったのかもしれない。
            今回も写真が多いので3回に分けて掲載することにする。

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            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            正門を入ると右手が蓮池で左手が大池。その様子は3回目の記事の末尾に載せるつもりだが、ま
            ずは三渓記念館の右奥にある「御門」。宝永年間に京都の西方寺に作られたこの美しい門が内苑
            へと誘う。



            170810α72anguDSC03777
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            くぐりながら見上げると薬医門の構造の特徴がよくわかる。



         170810gfx120DSCF5649.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            御門をくぐると右手が白雲亭。三渓が夫人と暮らしていた家のある場所だが中へは入れなかった。
            大正時代に鉄筋コンクリートで作られた蔵の上部が土塀の上に見えている。



 170810gfx120DSCF5652.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            突き当たりの中門のようなものが、苑内のいわば迎賓館とも言える「臨春閣」への玄関になって
            いる。



 170810α72anguDSC03781
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            回り込んで臨春閣の横に出て、振り返ると漆喰壁に瓦と茅葺き屋根、そして松の樹の折り重なっ
            た風景がいい。
            
            


 170810gfx120DSCF5677.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            池の反対側から望む臨春閣の一部。


            
 170810α72anguDSC03784
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            臨春閣全景。



            170810α72anguDSC03785
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4> 
            池の端を渡り内苑の奥へ向かう道の入り口にある旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅうてんずいじじゅとう
            おおいどう)。秀吉が母親の長寿祈願のために大徳寺に建てた寿塔(生前墓)を納めるための堂。


            
 170810α72anguDSC03788
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            背後の山、手前の池の間に巧みに配置された臨春閣。これだけを見ても原三渓が卓越した美意識
            の持ち主であった事が窺い知れる。



 170810α72anguDSC03789
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            亭樹(ていしゃ)と呼ばれる橋を渡って奥へ進む。欄干の変わった形の擬宝珠に目を奪われる。



 170810α72anguDSC03790
            <Sonyα7Ⅱ / Leitz Super Angulon-R 21mm f4>
            振り返って見る亭樹。樹(しゃ)というのは屋根のある台のことで吾妻屋などを指すそうだ。



            臨春閣は慶安2(1649)年に紀州徳川家初代藩主の頼宣によって紀ノ川沿いに建築された書院
            風数寄屋造りの別荘を移築したもので、上手から第三、第二、第一と3つの棟がある。
            内部は狩野派などの絵師による障壁画(模写、オリジナルは三渓記念館内に保存)で飾られてい
            て、それが複製とはいえ場の雰囲気によく合っていてとても素晴らしいので以下にまとめて貼っ
            ておくことにする。

 170810gfx120DSCF5659.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            「浪華(なにわ)の間」を飾るこの障壁画にはいきなりびっくりさせられた。「な、何、この素
            晴らしい雁の絵」と思ったら、それもそのはず、どうやら狩野永徳筆らしい。これは公開される
            時があるなら是非ともオリジナルを見てみたい。



 170810gfx120DSCF5685.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>



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            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            欄間に掛けられているのは笙のようだ。



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            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            琴棋書画(きんきしょが)の間の狩野探幽。



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            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>



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            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            花鳥の間。これも狩野探幽と伝えられている。



 170810gfx120DSCF5690.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            臨春閣から望む亭樹。



 170810gfx120DSCF5691.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF120mm F4 R LM OIS WR Macro>
            「瓢簞紋手水鉢」。秀吉が愛用したもので後に藤堂高虎に下賜され伊賀上野城にあったもの。



 170810gfx63DSCF5709.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF63mm F2.8 R WR >
            内苑の一番奥にある「月華殿」の欄干。富士フィルムのこの標準レンズはいい。



 170810gfx63DSCF5698.jpg
            <FUJIFIILM GFX 50S / GF63mm F2.8 R WR >
            同じく内苑奥の「聴秋閣」。とても可愛らしい作りの建物である。徳川家光が二条城内に建てた
            もので、後に春日局に与えられたとされる楼閣建築。





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  1. 横浜風景
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]

  1. 2017/08/15(火) 21:20:29 |
  2. URL |
  3. Sippo☆
  4. [ edit ]
ふぁ。。
落ち着いた造りで、庭園も素晴らしく
癒されます・・・♪
襖絵も、じっくり見てみたいです。
もみじが、一部だけ色づいているの・・・!?
拍手☆

Re: タイトルなし

  1. 2017/08/16(水) 07:06:01 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> Sippo☆ さん
おはようございます。
三渓園はなかなか素晴らしいですよ。
もし行かれたことがないようでしたら是非訪れてみて下さい。
狩野永徳は狩野派でも最高の巨匠です。
三渓園に彼の作品(伝ですが)があるなんて知らなかったので記念館のオリジナルの公開日をチェックして是非見に行ってみたいと思っています。
紅葉気づかれましたか。部分紅葉、面白いですよね。

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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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