日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

         6月5日の記事(CLICK)で今年はもうミドリシジミとの付き合いは終わりだなどと書いておきながら、五
         井のNさんから情報を頂いたのでもう1度ミドリシジミと付き合ってもらいに出かけてきた。
         この場所は川沿いの湿地帯で、アシやススキ、その他の雑草の野原の中にハンノキ林があり、その周辺には
         何本ものクワが自生しているという、ミドリシジミにとっては全くもって理想的な環境である。

 
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO>
         早朝現地に着いてみると 蝶のいる風景(CLICK) のfarfalla65さんともうお1人撮影に来られていて一緒に
         撮影させていただいた。
         湿地に入ると何個体かが下草に降りて開翅している。少し遅すぎたかなと思って訪れてみたのだが、なかな
         かきれいな個体もいて楽しめそうである。



 180608em1210P6080005.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×> 
         朝陽に照らされてギラッと輝く緑色。色飛びしないようかなりアンダー気味で撮る。



 180608em1420P6080054.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         B型のメス。



 180608em1210_tP6080079.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         ここでもクワの実はミドリシジミの大事な栄養源になっているようで、頭上を見上げるとたくさんのミドリ
         シジミがクワの実にぶら下がってた。わかりにくいが赤矢印のところに8頭。



 180608em5150P6080060.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO>
         少しアップで。



180608em1420P6080206.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         さらにアップで。もう少しきれいな実で吸汁すればと思うのだが、熟して真っ黒くなった実がお好みのよう
         だ。まさか自然アルコール発酵しているわけではないと思うのだが。少なくとも糖度はかなり上がっている
         のだろう。
         Nさんのお話では糞をすると桑の実色をしているという。



 180608em1210P6080275.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         葉の上で休んでいる個体が多くなってきた。



 180608em1210P6080241.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         気温が上がってくるとあまり動きが見られなくなってくる。たまに思い出したように下草に降りてくるが開
         翅は稀である。



 180608em5150P6080083.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO>
    


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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         下草で動きがなくなったのでハンノキ林の方を覗いてみると・・・なんと幹の高いところに多くの個体が集
         まってヒカゲチョウと一緒に樹液をなめていた。



 180608em1420P6080323.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         プロキャプチャーモードで雄の開翅の瞬間を狙う。



 180608em1420_tP6080325.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         2コマ後は面白い写真になった。



 180608em1420P6080553.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         今度はキタテハと一緒に。



         180608em1300P6080083.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         この辺りで会社から戻られた五井のNさんが登場。ご挨拶して撮影再開。
         別のハンノキの幹で腹端を曲げている個体がいたのでよく見たら産卵だった。



         180608em1420_tP6080114.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4× トリミング>



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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         こちらでも別個体が産卵。



 180608em1150P6080754.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO>
         5時頃になってようやくテリトリー行動が見られるようになった。これは雄だが、この時間になるとメスも
         活性化してけっこう葉上で開翅したりするようになる。しかしなかなか角度が取れない。



 180608em1420P6083349.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         ようやくましな角度で撮れた雄。折からの夕日に独特の色彩で輝く翅は本当に美しい。



 180607em1300_tP6081403.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO トリミング>
         ミラーレスでの卍飛翔はなかなか難しいが、本日の主な目的はこれだったのでとりあえず盲滅法撮ってみた。



         180608em1150_tP6080857.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO トリミング>
         個体数が多いせいか卍が長続きせず苦戦。PCに取り込んでなんとかブログに使えそうな画像を発掘するの
         にけっこう時間がかかった。



         180608em1300P6080257.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO トリミング>
         遠いがクワの実が写っている画像があったので大幅にトリミングして構図を整える。

         

 180608em1300P6083600.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO トリミング>



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO トリミング>
         ミドリシジミの乱舞は薄暗くなっても衰えることなく続いた。


         Nさん、今回も大変お世話になりました。深くお礼申し上げます。
         おかげさまでミドリシジミの成虫の暮らしぶりを肌で感じることができました。
         樹液を提供し食樹となり、ハンノキがどれほどミドリシジミにとって大切なものかがよくわかった気がしま
         す。




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  2. / comment:16
  3. [ edit ]

  1. 2018/06/13(水) 17:34:41 |
  2. URL |
  3. farfalla
  4. [ edit ]
当日はお世話になりました。桑の実の吸汁や樹液の
吸蜜などいろいろ教えて頂いてありがとうございま
した。素晴らしい写真ばかりで圧倒される思いです。
淡白な初心者(蝶も写真も)なのでダメですね。
今後もよろしくご指導下さい。

  1. 2018/06/13(水) 18:56:12 |
  2. URL |
  3. ダンダラ
  4. [ edit ]
桑の実での集団吸汁、すごいですね。
しかもカメラに対してフラットな枝で吸汁してくれるなんて、すばらしい幸運に恵まれましたね。
それに産卵シーンも見事です。

  1. 2018/06/13(水) 19:43:10 |
  2. URL |
  3. midori
  4. [ edit ]
“ミドリシジミ”ドキュメント楽しませて頂きました。
個体数も多そうで、中々いいポイントのようですね(*^_^*)。
桑の実吸蜜シーンは圧巻です。
ハンノキの樹液に多数個体、興味深いですね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/14(木) 11:46:15 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> farfalla さん
こんにちは。コメントありがとうございます。
こちらこそ当日は大変お世話になりました。
今回はミドリシジミの色々な生態が観察でき、私としてはとても満足な1日でした。
皆さんが帰られてから夕刻までのテリ待ちの間博物館&ランチに行こうと思ったのですが
網屋さんがなかなか帰ってくれずお腹が空いてしまいました(笑)。
結局は網屋さんが帰られた後博物館もランチも楽しめたので結果オーライだったのですが。
またどこかでお目にかかりましょう。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/14(木) 12:05:07 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>ダンダラ さん
はい。桑の実レストランと言ってもあそこまでたくさんひと枝にぶら下がっているのを見たことはなかったので驚きました。
おっしゃるように1列フラットになってくれたのも良かったです。
それと樹液に集まっているところも見たことがなかったので面白かったです。
以前エゾミドリがミズナラの樹液に来ているところは見ましたがそれ以外はあまり見たことがなかったので。
産卵シーンもラッキーでした。発生後期に行かないとなかなか見られないシーンですね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/14(木) 12:13:44 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>midori さん
この日はミドリシジミの色々な生態を観察することができたので楽しかったです。
本年のミドリシジミのしめくくりにふさわしい1日でした。
条件が良ければ大発生するミドリシジミですが、実際にはなかなかこういう眺めには出合えませんよね。
市内の公園でもそうでしたがミドリシジミは本当に桑の実が大好きのようです。
特に熟れて真っ黒になったようなのが美味しいらしく1度とまるなかなか離れなくなってしまいます。
樹液に集まっているのを見た時にはけっこうびっくりしました。
本当はタテハチョウ科の仲間なのかもしれませんね(笑)。

  1. 2018/06/14(木) 14:19:21 |
  2. URL |
  3. yurin
  4. [ edit ]
ミドリシジミの様々な生態を捉えたお写真の数々に感動しました。
クワの実に並んで吸汁しているお写真は凄いですね!
樹液にもこれほど集まるとは!
そして産卵シーンもたくさんの卵も捉えられ、ブラボーです(笑)
卍巴飛翔も素晴らしく、圧倒されまくりです。

  1. 2018/06/14(木) 20:28:20 |
  2. URL |
  3. BANYAN
  4. [ edit ]
ミドリシジミは結構遅い発生も多いようですが、発生後期には他のゼフも忙しいので行くのが難しくなります。
桑の実は壮観ですね。近場のポイントではここまでの数は観察したことありません。
樹液での吸汁の方が貴重なシーンではないかと思います。
産卵、卍も素晴らしいですね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/15(金) 06:27:12 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> yurin さん
こんにちは。
ミドリシジミは身近な蝶ですが表の美しさからか開翅にばかり目が行ってしまい、あまりこういった生態の写真を狙ったことがありませんでした。
それとこの場所は湿地といってもさほど地面がぬかるんでいないため、生息域の中で撮影できるというメリットがあります。
今回は朝の開翅から夕方の卍まで時間がたっぷりあったので地の利を生かして色々撮ってみました。
桑の実での吸汁は観察したことがありましたが樹液に集まるなんて知らなかったのでびっくりしました。
ブラボー頂戴できて嬉しい限りです(笑)。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/15(金) 06:34:59 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> BANYANさん
おっしゃる通りですね。ミドリシジミの発生後期は私も今まであまり見に行ったことがありませんでした。
Nさんから情報を頂かなかったら今回も出掛けなかったと思います。
なにせミドリだけで1週間通っていましたし。まあ、厳密に言えばこの1日を入れて正確に7日間になった訳ですが(笑)。
でも思い切って出掛けてよかったです。近場のポイントではなかなかこれだけまとめて撮るのは難しいですので。
特に樹液や産卵は嬉しかったですね。機会があればまた訪れてみたいと思いました。

  1. 2018/06/15(金) 19:36:11 |
  2. URL |
  3. Akakokko
  4. [ edit ]
すごい個体数ですね。びっくりです。
最盛期のマイフィールドでもこんなの見たことありません。
樹液に集まる姿も初めてです。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/15(金) 21:53:47 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>Akakokko さん
ミドリシジミも条件がいいと大量発生する蝶のようですが私はあまりそういう目には遭ったことがありませんでした。
ですので今回はけっこうびっくりしました。
殊にタテハチョウ科の蝶みたいに樹液に集まっている姿には唖然。
ミドリシジミの逞しさを肌で感じたような気がします。



  1. 2018/06/16(土) 11:08:02 |
  2. URL |
  3. clossiana
  4. [ edit ]
す、すごいです。。次の言葉が出てきません。クワの実のシーンも樹液のシーンも1頭だけでも、すごいのにこれだけの頭数がまとまっているとなると圧巻ですね。この種のように比較的、身近な蝶でもまだまだ知られていない生態を隠し持っているのがよくわかりました。いずれも撮影、おめでとうございました。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/16(土) 17:27:52 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>clossiana さん
コメントありがとうございます。
クワの実での吸汁は横浜の公園でもよく見かける光景ですが、一番よく吸汁に来ていた桑の木が切られてしまったことや
その近くのハンノキの下枝が苅られすぎて個体数が少なくなっていることなどから最近は見かけていませんでした。
それにしてもこんなにたくさんぶら下がっているところは見たことがありませんでしたが。
また樹液に関しては予想はしていたものの見たのは初めてで、これはあるハンノキの前に行ったらプ〜ンと樹液の匂いがしたので
もしやと思って見上げてみたら1頭が幹でペロペロやっていたのでやっぱり、と思った次第です。
でもそのさらに上の方で4〜5頭が集まって吸っているのを見つけた時にはこんなことしてるんだ、と思って驚きました。
蝶も生きるために色々なことをやっているんだなあと感慨深く見上げていた次第です。

  1. 2018/06/17(日) 16:19:36 |
  2. URL |
  3. clossiana
  4. [ edit ]
再度、お邪魔します。少し調べてみたのですが今までに吸汁が確認されているゼフとしてはハヤシミドリ、ミズオナ、ウラナミアカ、ミドリの4種です。この内で複数頭での吸汁が確認されているのはハヤシミドリだけでした。従い、この記録はbanyanさんの仰られていますように貴重です。しかしブログ上での発表は一過性でしかなく時の経過とともに忘れ去られてしまい、何も無かったことになります。よってクワの実での吸汁とともに、しかるべき何かに投稿されることをお勧めします。

Re: タイトルなし

  1. 2018/06/18(月) 20:50:16 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>clossiana さん
今晩は。再コメントありがとうございます。
そうなんですか。知りませんでした。
私はエゾミドリ(単独)で観察していますので、少なくとも5種は樹液にやってくるという事になりますね。
おそらくイメージがないのであまり観察されていないだけで、多くのゼフィルスが樹液や木の実で栄養補給しているのではないでしょうか。
投稿のお勧めありがとうございます。確かにあまり見かけないシーンなので早速考えてみることにしたいと思います。

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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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