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日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

         先週末日曜日は母親をコンサートに連れて行くという大役を仰せつかったので、土曜日に山梨県のお気に入
         りポイントにオオムラサキを見に出掛けてみた。
         空家の納屋や軒先にミネラル補給しにオオムラサキのオスが集まるポイントで、メスの観察こそできないが
         人工物止まりファンの私にとっては願ってもない撮影場所である。

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         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         1番人気は土壁の納屋の中トラクターを包んだこのブルーシート。何故かわからないがここに集まってペロ
         ペロと吸い戻しをしている。この写真にも7頭が写っている。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         いかに人工物止まりファンの私とはいえ、ブルーシートはあまり好みではないので他を探すことにする。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         まずは納屋の土間。土間に降りたオオムラサキは歩き回りながら良さそうな場所を探す。そういう時は翅を
         開いたり閉じたりするのできれいに開翅が撮影できる。
         オオムラサキにも白い縁毛があって背景や開翅角度によってはそれがくっきり見えることがある。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         ブルーの幻光の方はどういう時にはっきり見えるのか未だによくわからない。



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         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         納屋は2つ並んでいてこちらの床はコンクリートが打ってある。背景のねこのタイヤは以前はパンクしてい
         なかったような気がするが。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4× ストロボ>
         こちらは岩に穿たれた洞穴の中。以前は炭焼き窯かと思っていたのだが、もしかしたら食物などの保存用の
         室かもしれない。簡単な小屋掛けの奥に洞穴は2つあっていずれも今は使われていないようだ。
         この写真の個体が止まっているのはかなり暗い場所で、よく見ないとオオムラサキがいるなんて気がつかな
         いようなところである。なのでストロボを使用して撮った。
         面白かったのは蝶の左下の方にぶら下がっている小さな枯葉が風にそよいで小刻みに揺れていたせいか、こ
         のオオムラサキも蛾がよくそうするように小刻みに翅を震わせる行動を10秒近く続けていたこと。オオム
         ラサキのそんな仕草は私は見たことがなかったのだが皆さんはどうだろう。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4× ストロボ>
         同上。岩肌の左下のハイライト部分がわずかに日光で明るく見えていた部分であとは真っ暗。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         もう1つの洞穴の入り口付近の苔むした岩肌。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO トリミング>
         洞穴の入り口に作られたコンクリートの門のようなものの周りを飛び回るオオムラサキ。かつては扉がはま
         っていたのかもしれない。
         


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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         瓦屋根の上にも。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         同じ屋根の上だがこちらは単なる見張りか休憩のようだ。



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         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO トリミング>
         流しの上。タワシの向こうに置かれているのは 「二十四の瞳」の置物「平和の群像」。 ここに住まわれて
         いた方があの話が好きだったのか、或いは太平洋戦争で苦労されたのか、はたまた単に誰かからの送り物だ
         ったのか・・・色々と想像を巡らせてしまう。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         正面から見ると大石先生と教え子達が巨大なオオムラサキに恐れおののいているように見えた。



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         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         納屋の梁に止まってくれた。土壁も見えてぐっといい感じだ。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×> 
         壁の補修に使われたベニヤ板。風雨に晒されて所謂ウェザード仕上げ。ラワンベニヤでもオオムラサキが止
         まればちょっと意味が違う?       



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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         母屋の土台。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         トタン板の不思議なグリーンとオオムラサキの翅裏の色が妙にマッチしている。
         


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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         二階縁(ベランダ)の後ろの窓ガラスにもやってきた。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         二階縁の枠に止まってくれた。筵(多分ビニール製)のほつれたもしゃもしゃがちょっと残念。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         いちおう飛翔写真。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         型板ガラスが泣かせる。子供の頃はどこの家もこれだった。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4× トリミング>
         粘ってようやく撮れた画面に碍子(がいし)の入った蝶写真。今年はミドリシジミ(CLICK)に続く嬉しい
         2例目になった。
         


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         <OLYMPUS OMD E-M5Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         とにかくあっちでチュパチュパこっちでチュパチュパ、この他にも鉄骨やら乳母車やら、色々なものに止ま
         って吸い戻しをしていた。納屋にはよく肥料が溢れていて、その成分(窒素、リン酸、カリウムなど)につ
         られて飛来するのかとも思うが、止まる場所は必ずしも肥料と関係ありそうな場所とは限らない。こんなに
         集まってくるというのも不思議な話である。
         吸い戻しの撮影に夢中になり過ぎて、飛翔写真が撮れるチャンスもありそうなのに気がつかなかった。終わ
         り頃になって慌てて撮影した飛翔。



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         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4×>
         横浜のKiさんがお電話を下さった。近くの雑木林にいらっしゃるとのこと。20分ほど歩いて行ってみると
         横浜のGMさんとKoさんもおいでで、少しの間だったが一緒に撮影させて頂いた。
         人工物も悪くないが、クヌギの樹液にやってくるオオムラサキはやっぱり鉄板だ。



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  2. / comment:10
  3. [ edit ]

  1. 2018/07/03(火) 08:30:12 |
  2. URL |
  3. Farfalla
  4. [ edit ]
オオムラサキの様々な生態に触れさせて頂いて
興味深い写真です。樹液にしか目がいかないの
はダメですね。反省しきりです。

  1. 2018/07/03(火) 14:36:42 |
  2. URL |
  3. yurin
  4. [ edit ]
新鮮なオオムラサキがこれほどに民家に集まるとは、とても驚きました!
洞穴というのも不思議なものですね~、びっくりです。
これまで人工物背景ですとちょっとガッカリしたものですが、撮りようなのですね、1枚1枚のお写真が趣深く、とても勉強になりました。
オオムラサキ表翅の色合いも堪能させていただきました!

  1. 2018/07/03(火) 18:07:33 |
  2. URL |
  3. ダンダラ
  4. [ edit ]
皆さんがおっしゃるように、人工物に来るオオムラサキにはカメラを向けないことが多いですが、それも撮り方次第ですね。
人の住まなくなった家屋に来るオオムラサキというのも、今の地域の現状を表しているようですね。
それとは別にオオムラサキの翅表の色もしっかり出されていて素晴らしいです。

Re: タイトルなし

  1. 2018/07/03(火) 20:35:05 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>Farfalla さん
今晩は。オオムラサキは雑木林の中や樹林の開けた場所でよく見かける蝶ですが、
私は以前から民家の周辺でよく出合いました。
オオムラサキのもう一つの顔・・・とでも言いましょうか。
里山の蝶オオムラサキが人間臭い場所でどんな風に過ごしているのか、その様子を観察するのはとても楽しいです。

Re: タイトルなし

  1. 2018/07/03(火) 20:47:27 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>yurin さん
オオムラサキのオスは羽化すると求愛交尾に備えてミネラルを補給するために人間臭い場所によくやってくるようです。
私は今まで樹液にやってくるオオムラサキよりもそんな場所での出会いの方が多かったように思います。
トイレであったり肥料のこぼれた倉庫のシャッターの前だったり・・・
少し朽ちたような民家の木材に止まって吸い戻ししているオオムラサキを見ていると
人間とこの蝶との長い付き合いが感じられて微笑ましい気持ちになります。
翅表の紫はなかなか思い通りの色になりませんがご堪能頂けたなら幸いです。

Re: タイトルなし

  1. 2018/07/03(火) 21:26:55 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> ダンダラ さん
私のイメージではオオムラサキは里の蝶としての印象が強いです。
大きな羽音をたてながら民家の周りを飛び回るオオムラサキには以前からよく出合いました。
そういった場所の中でもここは私的にはとても楽しい背景で撮影できる貴重なポイントです。
おっしゃるように山村の過疎化を象徴しているような場所でもありますね。
そんな場所だけに、いつもの蝶の撮影とは違った独特の雰囲気を写し込むことができるのでお気に入りです。
オオムラサキの翅の幻光をしっかり捉えるのはなかなか難しいですね。ストロボを炊けばいいという訳でもなく
ゼフィルスのように前から狙えばいいというだけでもなく、未だに運頼みです(笑)。

  1. 2018/07/04(水) 17:50:29 |
  2. URL |
  3. BANYAN
  4. [ edit ]
苔の緑の中の開翅は美しいですね。
軒下の蛇口、たわしなどが背景の広角が気に入りました。
その下の群像との組み合わせも不思議な光景ですね。
この時期はゼフばかり追いかけていて新鮮なオオムラサキは何年もご無沙汰です。
今年は無理でも撮影したい蝶ですね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/07/04(水) 21:19:01 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>BANYANさん
オオムラサキは決めていかないと案外撮影しない蝶かもしれませんね。
おっしゃる通りこの時期はゼフィルスに目が向きがちで敢えてオオムラサキを撮影しようという気にはなかなかなれません。
長野県のキマルリに向かう前に立ち寄ってもいいのですが、今回は1人だったので遠距離は避けてオオムラサキだけを撮影しに行ってみました。
こういった場所ではオオムラサキの存在感が肌で感じられて楽しいですね。
蛇口の入った写真は私もお気に入りです。ありがとうございます。

  1. 2018/07/05(木) 08:57:51 |
  2. URL |
  3. clossiana
  4. [ edit ]
naoggioさんの仰られている通りです。この子たちは間違いなく恐れおののいています。恐れてはいるけれど好奇心も強くて、こわごわと目を向けています。間にタワシがあるので「これを乗り越えてまでは襲ってこないだろう。。」と強気な子もいるかもしれませんが、それでも大石先生がいなかったら、きっと一目散に逃げ出したことでしょう。

Re: タイトルなし

  1. 2018/07/05(木) 13:26:51 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>clossiana さん
連続コメントありがとうございます。
そしてご理解と詳細な状況分析、誠にありがとうございます。
私は「恐れ」には気づいたのですが「好奇心」にまでは考えが及びませんでした。
ましてやタワシがバリケードになっていたなんて・・・
clossiana さんの洞察力に驚きを隠せません。
この絵の中で、毅然として立つ大石先生の存在はやはり大きいですよね。
彼女がいなければ子供達、本当に一目散に逃げ出してしまいそうな気がします(笑)。

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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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