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日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

         先週土曜日、町田のSさん、akakokkoさん(CLICK)と房総のシルビアシジミを探しに行った。
         現地で千葉のNさんと合流し、撮影しているうちになつさん御夫妻(CLICK)もお見えになり、総勢6名で
         の楽しい撮影会となった。
         なつさん御夫妻とは3月の拙個展以来お目にかかっていなかったので、半年ぶりのとても嬉しい再会だった。

         さて、今回の撮影で印象的だったのは現地の草原にたくさん咲いていた小さな白い花とシルビアシジミの相
         性がよかったこと。地味で遠目には見落としてしまいそうな花なのだが、その花にシルビアシジミやヤマト
         シジミが吸蜜に訪れているのをなつさんが見つけて下さった。

         現地では花の名前がわからなかったので帰って調べみたら、どうやらタカサブロウという変わった名前の植
         物らしい。日本に自生しているタカサブロウには2種類あって、1つは古くからあったモトタカサブロウで
         もう1つが後から入ってきたアメリカタカサブロウである。ありふれた植物なのに今までその名前を聞いた
         ことがなかった。現地に咲いていたのは茎が赤くないなどの特徴からアメリカタカサブロウの方だと思う。
         因みにタカサブロウは高三郎のことだが、どうしてこの名前になったのかは諸説あるがはっきりしないらし
         い。

 
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         タカサブロウはキク科の小さな花だがシルビアシジミの小ささとバランスが良く、色も穏やかなのでしおら
         しいシルビアシジミとお互いに引き立てあっているような気がする。
    



 180908em1420_tP9081703.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4× トリミング>




         180908em1420_tP9082096.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4× トリミング>




 180908em1420P9082937.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         少し翅を開いてくれた。




 180908em1420P9083318.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>




 180908em1420P9083067.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>




         180908em1210_tP9080585.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4× トリミング>
         この日はどういうわけか交尾個体に恵まれ、2箇所のポイントで計4カップルを観察することができた。こ
         れが1組目。




 180908em1420P9081451.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         2組目は交尾終了間際だったらしく、草被りを数枚撮ったところで別れてしまった。




 180908em1420_tP9083871.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4× トリミング>
         3組目はタカサブロウの若い果実の上。




         180908em1420_tP9083967.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4× トリミング>
         同上




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         <OLYMPUS OMD E-M1 MarkⅡ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO テレコン1.4×>
         危うく騙されるところだった。キツネノマゴに止まって交尾中のヤマトシジミ。




         180908em140P9084190.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>
         4組目は別ポイントで。




 180908em1210_tP9080329.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4× トリミング>
         朝のうちに撮影したオスの飛翔。丈の低い草原を小刻みに方向を変えながら飛び回るシルビアシジミはとて
         も見失い易い。飛んでいるヤマトシジミを見失うことはまずないが、シルビアシジミを見失わないこともま
         ずない(笑)。




         180908em1210_tP9080972.jpg
         <OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 40~150mm F2.8 PRO テレコン1.4× トリミング>
         翅表の美しいメスもいたがピントは合わなかった。


         当日ご一緒させて頂いた皆さん、本当にお世話になりました。
         お陰様で楽しい1日を過ごすことができ感謝しております。是非また御一緒しましょう。





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  2. / comment:18
  3. [ edit ]

  1. 2018/09/12(水) 12:19:04 |
  2. URL |
  3. yurin
  4. [ edit ]
タカサブロウという植物は初めて知りました。
記載されていらっしゃるとおり、シルビアシジミの大きさ、色とのバランスが絶妙ですね、清楚な美しさを感じます。
こうした発見も嬉しくなりますね。
そして、交尾のお写真の数々に圧倒されました!
雄の表翅も美しいですが、ラストの雌の表翅の美しさは素晴らしいですね。

  1. 2018/09/12(水) 14:50:39 |
  2. URL |
  3. Farfalla
  4. [ edit ]
房総のシルビアシジミは独特の雰囲気が
あって(写真技術のせいかも)いいです
ね。タカサブロウというのですか。シル
ビアの他の生息地にも自生しているので
しょうか。交尾や飛翔の写真の美しさを
堪能させて頂きました。

  1. 2018/09/12(水) 15:15:04 |
  2. URL |
  3. ダンダラ
  4. [ edit ]
房総のシルビアシジミをきっちり撮影されて素晴らしいですね。
ここのシルビアには縁がありません。
我が家からは少々遠いですし。
翅表のブルーがきれいに出ていて素晴らしいです、メスのブルーもきれいですね。
交尾にもたくさん恵まれて素晴らしい一日でしたね。

タカサブロウという植物は知りませんでしたが、調べてみると、全国に分布するとのことですから、気を付ければ自宅近くにもあるかもしれないですね。

  1. 2018/09/12(水) 16:28:11 |
  2. URL |
  3. clossiana
  4. [ edit ]
このタカサブロウという花を私も知りませんでしたが、確かにシルビア映えのする花ですね。なかなかの組み合わせだと思いました。
話は変わりますがシルビアとヤマトを見分けるのは私にはかなり難しいので暑い日などは追う気が起きません。ところが女史はとまってさえいれば簡単に見分けられると豪語していましたので聞いてみると“目の色が違うから”と言っていました。あんな小さな蝶の目の色の違いなんてわかるものだろうか?と思っていましたが今回のnaoggioさんの写真を見させて頂いて、なるほどなと納得しました。それにしても交尾4組とは豪華ですね。

  1. 2018/09/12(水) 18:09:33 |
  2. URL |
  3. BANYAN
  4. [ edit ]
交尾が4組となると房総のシルビアは多そうですが、実際は局所的な生息地がいくつかある程度なのでしょうね。
それでも僕は栃木で空振りだったので羨ましいです。
山梨が厳しいようなので、関東では一番安定しているのかもしれませんね。
タカサブロウよく調べましたね。
シルビアとは花の大きさも合いますね。
山梨や栃木では見たことない組み合わせです。

  1. 2018/09/12(水) 22:37:52 |
  2. URL |
  3. akakokko
  4. [ edit ]
高三郎ですか、面白いですね。
大きさがシルビアにピッタリでいい花でしたね。
綺麗な表翅も撮れていたのですね。
しかも青いメスまで。
プロキャプチャー、いいなぁ。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/13(木) 04:02:25 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>yurin さん
タカサブロウ、知らないのは私だけだろうとも思いましたが、案外皆さんご存知なかったようです。
この植物は稲刈りが終わった後の田んぼの草地に、30〜40cmくらいの丈の他の草に半ば埋もれるようにして生えていました。
普通シルビアシジミはあまりそういう場所を好まないので最初はみんなそちらの草地には踏み込まなかったのですが、
なつさんがパイオニア精神を発揮して吸蜜を見つけて下さいました。
すっとブルーのラインの入ったメスの翅表、きれいですよね。いつかこういう個体をしっかり撮影してみたいものです。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/13(木) 04:44:37 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>Farfallaさん
お早うございます。
シルビアシジミは産地によって色や斑紋に多少の変化が認められますね。
傾向という程度のものですが山梨県のシルビアシジミは翅裏の地色が濃く、能登半島に行くと白っぽくなるように思います。
多化性の蝶ですから季節によってもけっこう違うので凝りだすと大変かもしれませんね(笑)。
タカサブロウは他の産地では多分ですが見ていないと思います。
田んぼの畦などに多い植物らしいので、そういう所で発生している場合には見つかるかもしれません。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/13(木) 05:10:02 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>ダンダラさん
ありがとうございます。
同行の皆さんのおかげでなんとか房総のシルビアシジミを納得できる程度に撮影することができました。
そうですよね。房総はダンダラさんのお宅からだと確かに行きにくい、数少ない場所ですね(笑)。
私も15年くらい前に房総のシルビアを探しに行ったのですがまったく見つからず、それ以来今年まで足が遠のいていました。
栃木でも山梨でも河原が定番でしたが、農地の中に生息していることが多いこの辺りの環境はまた雰囲気が異なるので、
機会がありましたら是非訪れてみて下さい。
タカサブロウは気をつけて見ればきっと身近にもある植物なのだと思いますが、
あまりに地味なので見落としているのかもしれませんね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/13(木) 08:55:06 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> clossiana さん
コメント&御賛同、ありがとうございます。
タカサブロウとシルビアシジミ、撮影している時からこれは合うなあと思ったのですが、
写真を見ていていっそうそう思いました。それでタイトルもこうなりました。
複眼の色ですよね。確かにシルビアはオオムラサキみたいに褐色をしていますね。
でもおっしゃるように相当小さいので私の老眼ではなかなか見分けがつきません。
眼のいいpapilaboさんならきっとはっきり見えるのでしょうね。
この日、シルビアシジミはそんなにたくさんいたわけではないのですが何故か交尾個体には恵まれました。
タイミングなんでしょうね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/13(木) 13:42:37 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> BANYANさん
交尾4組というと確かに個体数が多そうですが、実際にはそれほどでもありません。
おっしゃるように本当に小さなポイントが散在しているので環境が変わればいなくなってしまうこともあり得ますね。
今回はたまたまタイミングが交尾時期にあたったのかもしれません。メスの羽化時期だったのでしょう。
山梨は復活の兆しはありませんか。残念です。
タカサブロウはけっこう苦労しました。画像検索で見つかりましたが特に特徴もないので画像を拾いにくかったです。
私も他所ではこの組み合わせ見ていないので嬉しかったです。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/13(木) 13:54:47 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>akakokko さん
その節は色々ありがとうございました。なかなか面白い所ですよね。
高三郎さん・・・誰? という感じなんですが、タカサブロウなんだそうですよ。
キタキチョウと同じで、アメリカから来たアメリカタカサブロウが認定された時点で元からあったタカサブロウは
モトタカサブロウに名前を変えられてしまったようです。
タカサブロウに愛着を抱いていた人(かなり少数派だとは思いますが)にとってみたら迷惑な話ですよね。
オスの飛翔は ISO400 f4.5 での単なる連写です。奇跡的にほぼピントが合ってました。
残念なメスはプロキャプチャー使用です。

  1. 2018/09/13(木) 17:37:26 |
  2. URL |
  3. field24k
  4. [ edit ]
シルビアシジミ、きれいに撮れるもんですね。
なんの変哲もないチョウと思ってしまいますが、生息地が限られるせいか、インターネットによく登場しますね、とくに秋口。かくいう私もつい追っかけてしまいます。こちらでは、「空ビア、ため池ビア」ってところでしょうか。セットでツマグロキチョウも狙ってしまいます。クロツバメシジミとセットの場所も。今年は、クロマダラソテツシジミもセットで撮れるかも・・・です。

  1. 2018/09/13(木) 19:58:25 |
  2. URL |
  3. midori
  4. [ edit ]
房総シルビア撮影おめでとうございます。
交尾4カップルとは凄いですね。
たくさ~ん子孫を残して欲しいものです。

“タカサブロウ”という花の名は、初めて知りました。
小ぶりな蝶とは、ベストマッチかもしれませんね!!

蝶も花も、“超美”!!

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/14(金) 06:04:15 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> field24kさん
ありがとうございます。シルビアシジミはおっしゃるようになんの変哲もない蝶ですね。
でもこれまたおっしゃる通り、産地が限られるので追いかけたくなる蝶でもあります。
特に関東では産地が少なく、栃木、千葉、山梨のほんの1部でしか見られません。
その中で山梨はどうやら近年絶滅してしまった公算が大となってきました。
山梨では同じ場所ではないですが移動しながらシルビア、ミヤマシジミ、ツマグロキチョウ、クロツバメシジミ
の4種を1日で見ることができただけに残念です。
クロマダラソテツシジミもセットというのは関西らしくていいですね。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/14(金) 06:20:20 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>midoriさん
ありがとうございます。
前回が不作だっただけに、今回色々撮れてよかったです。
シルビアは交尾を観察し易い蝶だと思いますが、それにしても1日4カップルは珍しいですね。
おっしゃるとおり、たくさん子孫を残してくれたらいいなと思います。

タカサブロウなんて、聞いたことないですよねえ。
画像検索でこれと思うものがあってそのサイトに飛んだらフォトライブラリーの画像でファイル名がタカサブロウとなっていたのですが
最初植物の名前ではなく撮影者の名前か何かかと思ってしまいました。
ダメ元でタカサブロウ検索したら・・・あるんだ〜、マジで?という流れでした(笑)。

  1. 2018/09/27(木) 10:27:11 |
  2. URL |
  3. なつ
  4. [ edit ]
お疲れさまでした。
その節は大変お世話になりました。
まさか皆さんにお会いできるとは思っていなかったので夫婦で驚いたことは言うまでもありません(笑)
綺麗なオスの全開翅!!素敵です!!
私は半開翅しか見られませんでしたがシルビアブルーに魅了されました!!
白い花は私も調べましたアメリカタカサブロウと半信半疑でブログに書いちゃったので安心しました。

Re: タイトルなし

  1. 2018/09/27(木) 13:23:51 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>なつさん
私もお目にかかれるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
こちらこそ本当にお世話になりました。
シルビアシジミにはなんだか妙な魅力がありますね。
ほとんどヤマトシジミなのに、どこか儚げな、おぼろげな印象があって、
シルビアシジミに比べるとヤマトシジミはなんてくっきりした蝶なんだろうと思ってしまいます。
アメリカタカサブロウなんて変な名前ですよね。アメリカで一旗あげた青年の物語『アメリカ高三郎』みたいな(笑)。
でも調べがついてよかったですね。



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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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