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日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

          ルーミスシジミ観察の帰りに、10数年ぶりに鴨川の鮨店「笹元(ささもと)」を訪れてみた。以前来た
         時は親父さんとお嬢さん、それに手伝いの人で切り盛りしていたが、お嬢さんが結婚され、築地に修行に出
         ていた御主人が戻られてからはお嬢さん御夫婦が店を任されている。親父さんもお元気とのことで、館山に
         ある別店舗 「鮨亭 笹元」 の方で現役で頑張っておられるそうだ。閉店してしまう飲食店も多い中、誠に結
         構な話である。
          リーズナブルな価格と個性的なお任せコースの内容、鉄板の焼き鮨などが人気の秘訣なのだろう。平日の
         昼時であったにも関わらずよく客が入っていた。

          笹元鴨川店HP(CLICK)

         撮影は<OLYMPUS OMD E-M1Ⅱ/ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO>一部画像トリミングあり


 
         お任せコースの最初の6カン。
         



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         こちらは普通の上にぎり。




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         ふわっと巻かれたお任せコースの巻きもの。ヒメネギが美味しかったので追加で巻いてもらった。




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         名物の「磯グラタン」マヨネーズベースのソースの中にイカなどが隠れている。ソースを残して食べた後、
         すし飯と刻み葱を投入してもう一度楽しめる。甘めだが鮨の間の口直しにもってこい。お腹もこの辺りでだ
         いぶくちくなる。のだが、この後締めの焼き鮨。この日はキンメとクロムツ。大満足のお任せコースだ。
         焼き鮨の写真は撮らなかったので興味のある方はお店のホームページで御覧下さい。




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         さらに特筆すべきはこのお店で使われている個性的なお皿。なんとお嬢さんのお母様(つまり親父さんの奥
         様)が大山千枚田の隣にある釜で焼かれているのだそうだ。




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         ご主人の見事な包丁捌きの合間に、棚田の話から昨年11月8日の記事(CLICK)で紹介した大山寺の話に
         飛び、最後はやはり「波の伊八」で落ち着いた。御主人が「波の伊八は地元の誇りです」と言いながら鴨川
         出版というところから出版されている波の伊八の作品集を見せて下さった。
         また近くの鏡忍寺というお寺に伊八の掘った欄間があると教えて下さった。これは行くしかない、というこ
         とでいざ鏡忍寺へ。




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         小さなお寺を想像して行ってみたら・・・なんとも立派なお寺でびっくりした。三門とその奥にある仁王門。




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         なかなか見事な仁王門だ。




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         仁王門の右奥には樹齢千数百年といわれる槇の木がある。四方に大きく枝を広げた姿は誠に雄大で「降神の
        槇」と呼ばれている。


         1264年(文永元年)、日蓮聖人が天津城主の工藤吉隆の招きに応じての途次途次、地頭の東条景信とそ
        の配下数百人の待ち伏せにあって襲われるという事件があった。原因は日蓮が真の仏法は法華経のみと景信の
        信奉する浄土宗を批判したことや、領地をめぐるいざこざなどで景信の恨みを買っていたことにあるらしい。
         「小松原の法難」と呼ばれるこの襲撃事件では、豪腕の弟子「鏡忍坊日暁」が手近な松の木を抜いて応戦し
        よく戦ったたが討死。日蓮の危機を聞いて駆けつけた天津城主工藤吉隆も討死。日蓮自身も傷を負い腕を折ら
        れるという凄惨な結末となった。
         で、日蓮聖人がいよいよ危くなった時に、この槇の木の上に法華経守護の鬼子母神の姿が現れ危難から救わ
        れたということになっているのだが、鬼子母神がいったいどうやって聖人を救ったのかは謎。

         そして工藤吉隆の子、日隆が日蓮の命によりこの法難の地に建立したのがこのお寺で妙隆山と名付けられた
        が、後に日蓮を守って討ち死にした鏡忍坊の名に因んで小松原山鏡忍寺と改められたのだそうだ。




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         境内の幾つかの堂は屋根と壁のある渡り廊下で結ばれている。



         
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         渡り廊下の日当たりの良いところでムラサキツバメのオスが日向ぼっこしていた。




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         2008年に新築された祖師堂の欄間には初代波の伊八30代の作である七福神を楽しく象った彫り物がは
         め込まれている。
         



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         弁財天と楽しげな唐子達。



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         布袋に酒を勧める寿老人




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         俵にもたれて酔いつぶれてしまった大黒の耳を引っ張る毘沙門天。




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         扇を広げ楽しげに踊る恵比寿。左の福禄寿の横顔がいい。




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         市の有形文化財に指定されている切妻萱葺き屋根の「向唐門」。可愛らしい門だが傷みが激しいのが気にな
         った。 




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         帰り道車で走っていたらこんな廃屋を見かけた。歯科医の住宅だったようだが朽ち果てるに任せるには惜し
         い洋館建築である。






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  1. グルメ
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  3. / comment:2
  4. [ edit ]

  1. 2018/12/28(金) 12:39:32 |
  2. URL |
  3. yurin
  4. [ edit ]
うわーお寿司!おいしそうですね~♪
年末年始も日本に戻らず魚介類に飢えていますので(笑)、羨ましい限りです。
魚介類ではないですが、ヒメネギの巻きものも美味しそうですね。
鏡忍寺は立派ですね、初めて知りました。

Re: タイトルなし

  1. 2018/12/29(土) 09:14:29 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
> yurin さん
コメントありがとうございます。
このお寿司屋さん、高級寿司ではありませんが地魚と地元米を用いたユニークなメニューが魅力です。
10年以上前に1度行ったのですがどうしてもまた行ってみたくなり訪れてみました。
ヒメネギの巻物は私は食べたことがなかったので新鮮でした。
仄かな辛味があって、はっきり言って美味しかったですよ。
でもメキシコにおいでのyurin さんには寿司ネタはきつかったですね(笑)。
鏡忍寺の立派さにはびっくりしました。
安房鴨川駅から車で10分くらいなので機会があれば訪れてみて損はないと思います。

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Author:naoggio
横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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