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日々のスナップ、風景、そして蝶の写真など

naoggio写真日記

21日(土曜日)深夜と22日(日曜日)朝に羽化したクロマダラソテツシジミのオスとメス、週明けに現地に返そうと思ったのですが、日曜日の午後天気が回復してきたのと月曜日の天気予報が良好だったので急遽現地に向かいました。
現地に向かう途中に青空が広って日も射し始め気温も9度まで上がってきました。
3時過ぎに現地に到着し、飼育に使っているプラスティック容器を取り出すと透明な蓋を透して陽光が中に入り、早速メスが開翅しています。やはり太陽の力は偉大ですね。


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飼育ケースの中で開翅したメス。完全な夏型です。飼育とはいえここまで夏型の形質が出現するとは思っていませんでした。


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ソテツにとまらせて記念撮影。なんだか10月初め頃を思い出してしまいます。2頭とも一瞬飛翔しましたがオスは同じソテツの頭に戻り、メスは地面に降りてしまいました。やはり9度では満足に動けないようです。


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こんな寒いところに連れて帰って申し訳ないと思います。この邪気のない表情を見ていると本当に辛くなります。


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少し奥の、日当りの良いツツジの植え込みの低いところに移動させました。


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これは同じ時に撮影した羽化不全個体です。ソテツの芽にしがみついて動こうとしません。そっと触れてみましたが魔法で固まってしまったかのようです。これが野外での現実なんですね。


さて、番外の夏型を現地に返してしまったので継続観察している方に連絡しなくてはと思い、その夜発生地のご近所のYさんに電話したのですが連絡がつきませんでした。
で、翌日の月曜日は天気が悪かったのでまさかYさんも現地に行かれなかっただろうと思い連絡せず、今朝再度電話してみました。
するとなんと、昨日もちゃんと観察に行かれたそうで、やはり毎日観察に来られている三浦市のAさんとお二人で私の逃がした個体のうちの1頭を見つけ「これは疑惑の個体だねえ」と話し合われていたそうです。
YさんAさん、大変申し訳ありませんでした。もっと早く連絡さし上げるべきでした。深くお詫び申し上げます。
その1頭は昨日の時点では元気そうだったという事です。今日は気温は低かったですが日射しは充分ありました。もし昨夜を無事に乗り切っていたら、今日は少しは飛び回る事ができたかもしれません。是非ともそうであった事を願って止みません。

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  1. 2012/01/25(水) 00:01:22 |
  2. |
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このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

  1. 2012/01/25(水) 07:51:21 |
  2. URL |
  3. clossiana
  4. [ edit ]
もし飼育が自然光のもとで行われたのだとすれば低温期型の出現が文字通り気温にだけコントロールされていることが実証されたことになりますが、でも室内での飼育は大抵は室内灯の影響を受けがちですから、その場合は気温だけではなくて日照時間が絡んでいる可能性も否定出来ないと思います。それにしても飼育すると、いつの間にか情が移ってしまって寒い中、元の場所に戻すのは忍びない気持ちになってしまいますね。特にこんなに目が可愛いと。。。昔、子供の頃ですが拾った子猫を連れ帰ったら親に叱られて再度捨てに行かされた時のことを思い出しました。

Re: No title

  1. 2012/01/25(水) 10:44:03 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>非公開様
そのようですね。Yさんからお聞きしました(汗);
月曜日の朝に連絡すべきでしたが遅くなってしまいました。
もし低温期型が羽化していたらカウントされてしまうので放蝶はしなかったと思います。
いよいよ寒さが厳しくなってきました。本当に蝶にとっては大変な時期です。
なんとか越冬して欲しいものですが無理でしょうかね?
低温期型の発生要因は今の所よくわかりません。採取した幼虫で最も早く蛹化したもの(幼虫の期間が短かったもの)が低温期型の特徴を備えていたので、幼虫時代の日照時間の影響が原因として考えられますが推測の域を出ません。
検証するには卵の時から温度、湿度、日照時間を管理して色々データを取る以外にないと思いますが、スミマセン、私はパスです。
Aさんも含め、会の方で多くの飼育経験のある方がいらっしゃると思いますのでお聞きになってみて下さい。

Re: No title

  1. 2012/01/25(水) 11:24:16 |
  2. URL |
  3. naoggio
  4. [ edit ]
>clossianaさん
おっしゃる通りだと思います。ダンダラさんからもその点ご指摘を受けました。
採取してきた幼虫は最初の2頭は終令で、後の2頭は推定2令(気づかずに連れ帰ってしまったせいもあってよくわかりませんが)くらいでした。最初の2頭のうち5日間くらいで先に蛹化した個体は若干低温期型の特徴を備えていましたので、幼虫時代の環境要因がなんらかの影響を与えていることは確かだと思いますが、それが日照時間なのか気温なのか、或はさらに他の要因もあるのか、確かなことはわかりません。ただ屋内とは言え低温期型の発生が始まる10月頃よりは遥かに寒いと思われますので、日照時間の影響は大きいのではないかと思われます。
そこで一つ気になることがあります。昨年秋の野外の観察は主に2カ所で行いました。仮にそれをA地、B地、とします。A地では発生が終息するまで夏型の比率が圧倒的に高かったのですが、今も発生が続いているB地では途中から夏型は全くと言っていいくらい見かけなくなってしまったのです。
最初は蛹化場所の違いからくる蛹の時の温度差かと思っていたのですが、調べてみると蛹化場所に違いはありません。で、次にもともと出所が異なる個体群で遺伝子レベルでの違い(低温期型が出易いかどうかの)があるのではということでした。でも飼育してみるとB地で採取した幼虫が4分の3の確立で夏型になった訳で、これはどう考えても遺伝的な話でないことが明らかです。
そこで今考えているのが日照時間のことです。A地はリゾートマンション街の中にあるので日没後の街灯照明があたっていたのではないかということです。現地の広角撮影写真もあるはずなのでチェックせねばと思いつつまだしていません。見に行ってみるのが一番良いのでしょうがB地の発生がまだ続いているのでどうしてもそちらに足が向いてしまいます。A地の発生木は狭い範囲に集中していましたので判断はつき易いと思われます。
もし発生木が街灯照明に照らされているようでしたら、日照時間の線が濃厚ということになりますかね。

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横浜でオーダー家具のお店をやっています。このブログは仕事と関係のない日々のスナップや過去の写真、また大好きな蝶の写真を中心にアップしていきます。家具に興味のある方はリンクトップの会社ホームページにも是非遊びにいらして下さい。

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